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F1 ニュース

投稿日: 2020.06.23 15:00
更新日: 2020.06.23 15:43

F1、不平等やCOVID-19と戦うための『#WeRaceAsOne』キャンペーンを開始。各マシンがシンボルのレインボーロゴを使用

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F1 | F1、不平等やCOVID-19と戦うための『#WeRaceAsOne』キャンペーンを開始。各マシンがシンボルのレインボーロゴを使用

 F1は、2020年シーズン開幕戦オーストリアGPを機に、#WeRaceAsOneという新たな取り組みを開始することを発表した。このキャンペーンは、不平等や人種差別への反対運動、COVID-19との戦いを含む、F1における重要な問題に取り組むために立ち上げられた。

 F1は4カ月の休止期間を経て、7月5日のオーストリアGPで活動を再開する。それに際しF1は、現在のCOVID-19危機も含めたF1と社会全体における主要な問題と戦うための「目的と決意」を見直したという。

「我々は#WeRaceAsOneの取り組みを本日から開始する。これは、FIAが先週始めた#PurposeDriven運動を支持しつつ、この前例のない時期に世界中の人々が示した勇気と団結に対し、感謝を捧げる方法となる」とF1のCEOを務めるチェイス・キャリーは語った。

「また、F1が一体となり、F1および世界が直面している最も重要な問題について成果を出すための基盤でもある」

「開幕戦オーストリアでF1は立ち上がって団結し、人種差別を終わらせなければならないと、大きくはっきりと声をあげるのだ」

「我々は週末を通じて不平等との戦いにおける完全なサポートを示し、F1をさらに多様化かつ包括的にするための努力を加速させる」

「世界的なスポーツとして、我々は多様性とファンの社会的懸念を代弁しなければならない。また、どのような要件を満たして成果を出していくのかについて、さらに耳を傾け、理解しなければならない」

 COVID-19と戦う人々、人種差別や不平等への反対運動を行う人々への感謝の気持ちを示すため、オーストリアGPでは、マシンやサーキットにレインボーカラーがあしらわれる。「レインボーカラーは、最近の危機においてコミュニティに団結をもたらすために国際的に使用されているシンボルであるため、これを選択した」とF1は説明している。このレインボーカラーはシーズンを通して使われるということだ。

『#WeRaceAsOne』のレインボーロゴ
『#WeRaceAsOne』のレインボーロゴ

 また、ドライバーや外部の人々も含めたパドック全体の意見を聞き、F1のすべてのレベルにおいて、多様性とチャンスを改善するのに必要な手段についての結論を出すため、『F1タスクフォース』を結成することも明らかにされた。

 各チームは『#WeRaceAsOne』キャンペーンへの支持を表明、マクラーレンはレインボーカラーをMCL35のヘイローおよびドライバースーツに飾り、チャリティ活動も行うことを早々に発表している。


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