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F1 ニュース

投稿日: 2020.07.05 11:51
更新日: 2020.07.05 14:49

ホンダF1田辺TDオーストリアGP予選後インタビュー:「予選時点でのパッケージの差が見えた」コンマ5秒の差に悔しさ隠さず

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F1 | ホンダF1田辺TDオーストリアGP予選後インタビュー:「予選時点でのパッケージの差が見えた」コンマ5秒の差に悔しさ隠さず

 完敗の予選だった。冬のバルセロナテストではメルセデスと互角の速さを発揮したはずが、予選本番ではフロントローを独占されてしまう。しかもコンマ5秒の大差。さらに背後からは、確実に速さを増したマクラーレンとレーシングポイントが迫る。予選後囲みでのホンダの田辺豊治テクニカルディレクターはいつもの淡々とした口調の中にも、悔しさを隠さなかった。

──────────

──今季最初の予選、どのようにご覧になりましたか。

田辺豊治テクニカルディレクター(以下、田辺TD):悔しいですね。トップの2台のメルセデスに、コンマ5秒離されてしまった。全体で言っても、レッドブルが3番手、5番手。アルファタウリが12番手、13番手でした。

 肯定的な材料としては、フェルスタッペンが明日のレースをミディアムタイヤでスタートできる。トップ10の他のクルマはすべてソフトですから、その展開が期待できるのかなと思っています。初日フリー走行でのロングランペースも、それほど悪くない。決勝レースに向けてクルマも改善してますので、いい結果に結びつけたいですね。

 一方のアルファタウリに関しては、中団勢の状況が去年までとかなり変わっている。今まで以上に厳しい、中団争いになりそうです。ただアルファタウリも初日に比べてクルマはかなり向上してますから、ポイント争いに絡めればと期待してます。

──パワーユニットに関してはいかがでしょうか。

田辺TD:初めてのレース週末ということで、セットアップを煮詰めてきました。予選、レースに向けての準備は、順調にできたと思っています。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2020年F1第1戦オーストリアGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

──初日はマシンバランスの悪さに手こずっていましたが、予選に向けて両チームともに挙動に関しては大きく改善できたということですね。

田辺:はい。

──ということは今日の予選結果は、4台のパフォーマンスをある程度忠実に反映したものであると考えていいでしょうか?

田辺TD:そうですね。

──現状では、対メルセデスでコンマ5秒後れを取っていると。

田辺:予選結果は、そうですね。


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