トロロッソのカルロス・サインツJr.は、彼にとってアイドルであるフェルナンド・アロンソのドライビングを10年以上に渡って研究したことが、アメリカGP決勝でのバトルに役立ったと語った。
オースティンで行われたレースの最終スティントでアロンソはミディアムタイヤに交換してサインツJr.とウイリアムズのフェリペ・マッサに追いつき、熾烈な5位争いを繰り広げた。
アロンソよりも1周早くピットインしソフトタイヤに交換していたサインツJr.は、タイヤのマネジメントに集中していた。しかしバーチャルセーフティカーによりマッサの前に出たことで、後ろからのプレッシャーに対処しなければならなくなった。
残り数周となったところで半ば強引にマッサをオーバーテイクしたアロンソは、前方を走るサインツJr.との差を詰めるべくプッシュした。最後から2周目の12コーナーで彼を捉えたアロンソは、DRSとバッテリーパワーを活用して同郷の後輩を追い越した。
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