2020年のF1がスタートして早くも2戦が終了いたしました。レッドブルリンクでの2連戦ということでレッドブル・ホンダにも期待がかかりましたが、やはりメルセデスが速さを見せていますね。そんな第2戦シュタイアーマルクGPをホンマさんのレポートでお楽しみください。
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こんにちは、自宅特派員のホンマです。
みなさん、お元気でしたか?
3連戦のド真ん中GPがやってまいりましたよ。
今週のレースが終わっても、また来週もあるのかと思うと、うれしい半面、疲れが取れないお年頃。
体力温存で、次戦までがんばっていきたい所存であります。
さてシュタイアーマルクGP。
シュタイアーマルクってなんやねん? と調べてみたところ、オーストリア共和国を構成する9つの連邦州のひとつの名前だそうで。
なるほど、北海道GPみたいなものなんでしょうかね。
ちなみにマルクはドイツ語で辺境地を意味しているそうで。
鉄資源が豊富で鉄鋼業が盛んなため『鉄の辺境地』とも呼ばれていたとか……。
あこがれの辺境伯……、鉄の辺境地……、オタク心を猛烈にくすぐられますな。
「2週連続なので、予習はばっちりさ」と思いきや、先週とは打って変わった悪天候に誰も走れぬFP3。
サンダーストーム予報に、予選もつぶれるかもとの話もでてまいりましたよ。
雨のなか、待機中のドライバーさんたちの心中いかばかりか。
FP2でド派手にクラッシュしてしまったダニエル・リカルドさんは、なんとしてでも走りたいだろう。
どうしてそんな位置にいたの? なセバスチャン・ベッテルさんも、挽回したいだろうそうだろう。
ルイス・ハミルトンさんは、たとえ雨がひどくても、ひとり走り出して、無線で「ドライでいけそうだ」なんて言うかもしれない。
上位3人(マックス・フェルスタッペン・バルテリ・ボッタス・セルジオ・ペレス)は、走らなくて何の問題もないかも?
キミ・ライコネンさんは、いつでも早く家に帰りたい。これだけは間違いありません。
結局雨は止まず、FP3はキャンセルされてしまいましたが、
無観客のおかげさまで、雨に濡れたかわいそうな観客がいなかったことは、唯一の幸いでありました。
予選は雨で40分延期するも、無事スタート。
先頭走るベッテルさん以外、皆水しぶき地獄。過酷です。
ロマン・グロージャンさんは、元気に飛び出したままノータイムで終了。
アントニオ・ジョビナッツィさんは、トップ表示でたり滑ったり止まったりで大忙しでしたが、赤旗終了です。
まさかのペレスさんQ1敗退に震える我……。
ライコさんはQ1敗退ですが、覚悟していたので大丈夫です。まだまだ我々は耐えられます。
Q2では、シャルル・ルクレールさんとダニール・クビアトさんが審議に。
後に走行妨害で、ルクレールさんは3グリッド降格の刑に。
ランス・ストロールさんもQ2敗退。
ピンク車の雨苦手疑惑が確信に変わってしまいましたよ。
Q3スタート前、ひとり最前列に並ぶタッペンさんは、やる気に満ち溢れておりましたが、ハミさんには勝てず。
せめて最終アタックでタイム更新できていたならば、とタラレバしてしまうのよ人間だもの。
マクラーレンのカルロス・サインツさんは3番手! 今年のマクラーレンは本当に速いぞ!