レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、第3戦ハンガリーGPで、ライバルであるメルセデスと比較して自分たちのパフォーマンスがどれぐらいあるのかをたしかめたいと考えている。
2020年F1最初の2戦、オーストリアGPとシュタイアーマルクGPが終わり、7月17日から19日には3週連続開催の3戦目、ハンガリーGPが開催される。
最初の2戦が同じレッドブルリンクで実施されたことで、セットアップの比較など有意義な作業を行うことができたとフェルスタッペンは言う。
「2週間同じサーキットで走ったから、次のサーキットに行くのが楽しみだ」とフェルスタッペン。
「レッドブルは素晴らしいイベントを実現してくれた。同じサーキットで2回走り、マシンの異なるセットアップをテストし、データの比較をする素晴らしい機会にもなった」
「最初の週末は厳しい結果になったので、2戦目に表彰台に上がることができてうれしかった。チームの努力が多少なりとも報われたのでよかったと思う」
「今は別のサーキットで走る準備ができている。今週末が楽しみだよ。ハンガリーのコースをハイダウンフォースのマシンで走るのはすごく楽しいんだ。どういう結果を出せるか見ていこう」
ハンガリーGPの舞台ハンガロリンクはタイトなコーナーが多く、レッドブルリンクとは異なるタイプのサーキットだ。
「もちろんベストを尽くし、メルセデスや他のライバルたちに対し、どのくらいのパフォーマンスで戦えるのかを確認したい」とフェルスタッペンは言う。
「ハンガロリンクはレッドブルリンクよりもテクニカルなコースだ。レッドブルリンクよりコーナー数が多く、ひとつのコーナーで失敗すると、次のコーナーにいい形で入っていくことができない。セクター2では特にそうだ。いつもどおりマシンセットアップが鍵になるから、しっかりやらないとね。安定したバランスが必要だし、もちろん、コーナー入口で適切な反応をするマシンでなければならない」
最初の2戦でレッドブル・レーシングは最速ピットストップを成し遂げたことを、フェルスタッペンは喜び、チームメンバーを称えた。
「素晴らしい仕事を見ることができた。クルーが素早いピットストップをしてくれると、本当にうれしい。レース中にみんなに会えるのは大歓迎だけど、もちろんピットストップの場合にはできる限り早く立ち去りたいからね！ 彼らは本当に頑張ってくれている。レースのたびにその結果が表れていると思う」
