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F1 ニュース

投稿日: 2020.07.17 23:50
更新日: 2020.07.17 23:53

F1ハンガリーGP FP2:雨のなかベッテルが首位。レッドブル・ホンダのフェルスタッペンは7番手、計測は13台

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F1 | F1ハンガリーGP FP2:雨のなかベッテルが首位。レッドブル・ホンダのフェルスタッペンは7番手、計測は13台

 フリー走行1回目(FP1)が現地時間午後1時半に終了後、ハンガロリンクは本格的な降雨に見舞われた。フリー走行2回目(FP2)の前に行われる予定だったFIA-F3予選は、赤旗ののちに延期となった。FP2開始時の午後3時の時点で、天候は雨。気温16度、路面温度は20度と、この時期のハンガリーとしてはかなりの低温コンディションとなった。

 路面は完全ウエット。FP1で異常が検知されたピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)車のパワーユニットは、CEが交換された。ガスリーはセッションが始まると、チェックを兼ねて真っ先にコースイン。開始後20分の時点で、走行したのはガスリーとセルジオ・ペレス(レーシングポイント)のみだった。

 その後はペレスだけが周回を続けたが、明らかにリヤのグリップ不足に手こずっている。ターン7でグラベルに飛び出し、マシンにダメージはなかったがそのままピットに向かった。続けてランス・ストロール(レーシングポイント)が出て行って、ウエット路面での暫定トップタイムをマークした。開始後30分を過ぎて、タイムを出したのはレーシングポイントの2台とキミ・ライコネン(アルファロメオ)だけだ。

 この週末は連日の雨が予想されるだけに、フリー走行ではウエット路面の予選、レースを見据えた走行を試しておきたいところだ。しかしレインタイヤはインターミディエイト4セット、ウエット3セットずつしか供給されないため、使い放題というわけにはいかない。

 やや小降りになった雨が再び強くなり、コース上が無人の状態が20分以上続いた。それでも開始後44分には、エステバン・オコン(ルノー)がインターミディエイトでチェック走行に出ていった。しかし区間タイムを見る限り、明らかに時期尚早のようだ。

 それでも残り15分にはフェラーリの2台、バルテリ・ボッタス(メルセデス)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)らがインターミディエイトで次々にコースインして行った。セバスチャン・ベッテルはセクター1で最速だったものの、最終区間でコースオフするなどして、ウエットで出したトップタイムを更新できなかった。

 このセッション最速はベッテル。ボッタスが2番手、3番手にカルロス・サインツJr.(マクラーレン)。ガスリーが6番手の速さを見せ、7番手フェルスタッペンに0.2秒差を付けた。ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)は13番手。アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)は3周の走行で、ノータイム。FP1最速のルイス・ハミルトン(メルセデス)も、タイムを出さないまま早々にコクピットを降りた。


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