2020年F1第3戦ハンガリーGPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーは、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)、ダニエル・リカルド(ルノー)、カルロス・サインツJr.(マクラーレン)、ケビン・マグヌッセン(ハース)だ。
■ハースF1チーム
ケビン・マグヌッセン 決勝=10位
とてもハッピーだ。チームはレースが始まる前に、つまりフォーメーションラップ中に、スリックに交換するという素晴らしい判断をした。あの難しいコンディションで、僕にドライタイヤを履かせたわけだから、本当によく信頼してくれたと思う。実際、かなりリスキーではあったけど、うまくいった。
ペースは良くて、ピットレーンからのスタートにもかかわらず、ほんの数周後には3番手にいた。さすがに、そのまま最後まで行けるとは思わなかったものの、レースであのポジションを走るなんて信じられなかった。できるだけ長くあの位置にとどまろうと、とにかく頑張ったよ。現実的に考えると、どのあたりに落ち着くことになるのか、ずっとチームと話し合っていた。
最終的には9番手まで後退し、何とかそこで踏みとどまったが、それでもフェラーリの1台との差を広げ、マクラーレン勢からも逃げ切れた。これこそレースでは僕らのクルマが悪くなかったという証拠だ。予選で少し苦戦したとはいえ、チームが本当に素晴らしい仕事をしたことの証しでもある。