2020年F1イギリスGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1＝2番手／2＝5番手だった。
ハミルトンはFP1では27周を走り1分27秒896（ミディアムタイヤ）、FP2では27周のなかで1分27秒581（ソフトタイヤ）を記録した。
メルセデスはハミルトン車に今季2基目のMGU-Kを導入。MGU-Kは現時点でシーズン3基まで使用が許されており（レース開催数によって変動）、それを超えるとペナルティが科される。チームは、今回新MGU-Kを導入したのは、ハンガリーでデータに異常が見られたことによる予防的措置であるとBBCに対して述べている。
メルセデスは第5戦70周年記念GPで、ワークスチームおよびカスタマーチーム（レーシングポイント、ウイリアムズ）のすべてのマシンに、信頼性を向上させた新スペックMGU-Kを導入する予定であるということで、1戦早く交換したハミルトンがシーズン終盤にペナルティを受ける事態にはならない予定であると、チームは述べている。
■メルセデス-AMG・ペトロナスF1チーム
ルイス・ハミルトン フリー走行1＝2番手／2＝5番手
正直言ってかなり難しい一日だった。今日はマシンバランスが理想的だとは思えなかったし、風によってさらに苦労した。自分が望んでいたような快適さを感じられなかった理由を、今夜の作業で探るつもりだ。
走るのが楽ではない一日だったけれど、悲惨というほどでもない。このチームの強みのひとつは、物事を細かいところまで掘り下げていくことだ。夜の間にいい結果につながる変更ができることを願っている。
明日は気温が下がるみたいだね。レッドブルとレーシングポイントは手強そうだ。激しい戦いになるといいね。
