8月1日現地時間午後2時、F1第4戦イギリスGPの予選が行われた。気温は22度、路面温度は38度と金曜日より大きく下がっている。
ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)はFP3でギヤボックス交換を行ったためすでに5グリッド降格が決定している。
Q1は各チームともソフトタイヤでコースイン。アルファロメオ勢、ハース勢からアタックを開始、4分が経過したところで上位勢もコースインを完了してタイムアタックしていく。
ランド・ノリス(マクラーレン)はターン4の立ち上がりでワイドになり1回目のアタックランをミス。ルイス・ハミルトン(メルセデス)もターン3でワイドにはみ出して3番手に留まり、首位に立ったのはバルテリ・ボッタス(メルセデス)で1分26秒092。2番手には0.023秒差でマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が入った。
ハミルトンはアタック2周目でタイムを更新するが、ボッタスも1分25秒801までタイムを伸ばし、ハミルトンは0.099秒及ばず2番手。4番手シャルル・ルクレール、5番手ランス・ストロール、6番手アレクサンダー・アルボンという上位勢で、7番手・8番手にはアルファタウリ・ホンダ勢が続いた。
ウイリアムズ、ハース、アルファロメオの6台がQ1カットオフ圏で争い、その上にいるのはルノー。
残り3分を切ったところで上位4台と6番手アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)以外が2回目のアタックへ。最後にハミルトンも中古のソフトタイヤを履いてもう一度コースへと向かった。
しかし残り30秒のところでニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)がルフィールド出口でスピンを喫し、ダブルイエロー提示で隊列の後方はこの影響を受けることに。
ニコ・ヒュルケンベルグ(レーシングポイント)はここで4番手タイムを記録しQ2進出を確定させ、ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)が13番手タイムで前回に続きQ2進出。ただし黄旗下でタイムを更新した可能性があり審議対象となったが、ラッセル自身は「入口で確実にスロットルを戻したしコントロール下にあった」と訴えた。16番手ケビン・マグヌッセン(ハース)、17番手アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、18番手キミ・ライコネン(アルファロメオ)、19番手ロマン・グロージャン(ハース)、20番手ラティフィがQ1敗退となった。
首位ボッタス、2番手ハミルトン、3番手フェルスタッペン、4番手ランス・ストロール(レーシングポイント)、5番手ヒュルケンベルグ、6番手ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)、7番手エステバン・オコンという上位勢となった。