コース上ではメルセデスが注目をさらうが、レーシングポイントに復帰したニコ・ヒュルケンベルグのQ2進出や、SNS大使マクラーレンのランド・ノリスがMoto3ライダーに助言を送るなどレース以外にも様々な話題があった。今日もSNSからその様子を見てみよう。
●怒涛の24時間を終えて/ニコ・ヒュルケンベルグ
レーシングポイントのピンチヒッターの依頼を受けてから24時間後にはFP1へ挑むこととなったニコ・ヒュルケンベルグ。注目の予選は13番手とやや不本意な結果か。
それでもQ1では一時4番手タイムを記録するなど速さと安定感は健在。決勝レースでどこまで挽回できるか、チームからも期待を背負う。
予選後には「Q3まであとわずかだったね、それでもブランク明けのぶっつけ本番だったことを考えれば、この結果はハッピー」とコメントした。
Returning to F1 after months away and knocking on the door of Q3, it was a solid effort from @HulkHulkenberg today ?#BritishGP #F1 pic.twitter.com/WHEyJptTpz
— BWT Racing Point F1 Team (@RacingPointF1) August 1, 2020
●マシン真っ二つの大クラッシュも大事には至らず
こちらは同日開催中のFIA-F3での一幕。昨日行われたフィーチャーレースで、なんとマシンが真っ二つに分離する大クラッシュが発生した。
そのマシンのドライバー、オリ・カルドウェル(トライデント)は自力でマシンを降り、大事には至らずに済んだ。昨シーズンのFIA-F2ベルギー戦では、ルノー期待の星だったアントワーヌ・ユベールが帰らぬ人となっており、多くのレース関係者が肝を冷やした瞬間でもあった。
レースがより安全に進められるよう、今後もレギュレーションと技術の発展に期待したい。
Huge impact in Saturday morning's @FIAFormula3 race ?
Thankfully both drivers were unharmed, although the same can't be said for @ollicaldwell64's car ?#BritishGP ?? #RoadToF1pic.twitter.com/T0SjZIU7wV
— Formula 1 (@F1) August 1, 2020
Hey guys, big accident but all okay! Shame about the result but big thanks to the medical team for looking after me?? pic.twitter.com/XLa2E7kH3V
— Olli Caldwell (@ollicaldwell64) August 1, 2020
●”タラレバ”だけど…/シャルル・ルクレール
フェラーリのシャルル・ルクレールは予選4番手と孤軍奮闘。レース前はパフォーマンス不足を心配してきたが、それでこの結果は”強さ”が身についている証拠と言えるでのはないか。
ルクレール自身はQ3のラストアタックでミスをしており、3番手も見えていたようで悔しがる。
— Charles Leclerc (@Charles_Leclerc) August 1, 2020
●メルセデス1強時代の再来か
3番手のレッドブル・ホンダ、マックス・フェルスタッペンと1秒以上の差をつけポールポジションを獲得したメルセデスのルイス・ハミルトン。もはや別カテゴリーのような速さだ。
そんなハミルトンは予選Q2で珍しくスピン。「このミスから多くを学んだ」とコメント。その後のQ3でコースレコードを更新するのだから恐れ入る。
— Charles Leclerc (@Charles_Leclerc) August 1, 2020
●ノリノリなノリス
6歳の少女にデザインしてもらったヘルメット、100歳の英国ナイトからの激励、多くのパワーをもらったマクラーレンのランド・ノリスは今回の予選でも奮起し、5番手を獲得した。
無線では「予選の結果は、ハミルトン、ボッタス、フェルスタッペン、ルクレール、ランド・ノリ”S”だ」と伝える。これはヘルメットにデザインされた『NORRIS』の”S”が一段下がって書かれた可愛らしさを気に入っている、ノリスへの粋な計らいだ。
The @McLarenF1 team were pleased with Lando!#BritishGP ?? #F1 pic.twitter.com/OkRTDujTzr
— Formula 1 (@F1) August 1, 2020
●せっかくQ2進出したけれど…/ジョージ・ラッセル
昨シーズンの劣勢から復調傾向にあるウィリアムズ。ジョージ・ラッセルは昨日の予選でもQ1を突破し、これで3戦連続でQ2に進出している。
しかしQ1中、黄旗が出た際の減速が遅かったと咎められ審議に。「アクセルを抜いたのが見えただろ?」と正当性を主張したが、5グリッド降格ペナルティとなってしまった。
Despite an impressive Q2 appearance, George Russell will start the #BritishGP from the back of the grid
— Formula 1 (@F1) August 1, 2020
Williams' George Russell has been relegated five places to the back of the #BritishGP grid after being penalised for not slowing for yellow flags in qualifying ❌#SkyF1 | #F1
— Sky Sports F1 (@SkySportsF1) August 1, 2020
そんなラッセルにとって、ここはホームレース。「ノリスほどクールではないけれど、僕はこれが気に入っているんだ」と、イギリス国旗をベースに自身のカーナンバー63がデジタル調にデザインされたヘルメットを公開。
早く1ポイントが欲しいところだ。