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F1 ニュース

投稿日: 2020.08.09 08:38

【SNSピックアップ】F1 70周年記念GP(2):大金星のヒュルケンベルグ。70年間の記録と記憶を振り返る

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F1 | 【SNSピックアップ】F1 70周年記念GP(2):大金星のヒュルケンベルグ。70年間の記録と記憶を振り返る

 8月8日(土)の予選ではレーシングポイントのニコ・ヒュルケンベルグが3番手グリッドを獲得する大活躍に湧いた。またレースタイトルの通り今年で生誕70周年を迎えたF1は、過去の印象的なシーンを公開している。F1が初めて開催されたシルバーストンでの一戦を前に、関係者の様子をSNSから見てみよう。

●ヒュルケンベルグが予選3番手獲得

 終わってみればセカンドロウ・3番手グリッドを手繰り寄せたレーシングポイントのニコ・ヒュルケンベルグ。ドタバタで始まったイギリスでのレースウィークだったが、ようやく笑顔が見られる結果となった。

 決勝レースでのさらなる飛躍に注目だ。

 ヒュルケンベルグの3番グリッド獲得に湧く一方で、ぶっち切りの速さを見せ続け、話題になるのは予選Q3と決勝レース終了直後くらいなメルセデス陣営。

 今回はバルテリ・ボッタスが同僚のルイス・ハミルトンを破って今シーズン2度目のポールポジションを獲得。「マシンと自分が最高の仕事をした」と興奮気味に語っていた。

 深刻なのはフェラーリ、特にセバスチャン・ベッテルだ。ペースがまったく上がらず、予選Q2の最終アタックではソフトタイヤを投入するも12番手タイムと不発。

「出来る限りを尽くしたよ、このマシンで可能な限りすべてのことをね。ありがとう」と精一杯の言葉を絞り出したベッテル。これにはフェラーリ陣営も「わかった、ありがとう」と答えた。

 そしてアルファロメオのキミ・ライコネンは2戦連続で予選最下位と、悲愴な叫びを上げたくなるファンも多いのではないか。

「全力を出したが残念な結果だ。だがこれが現実だよ。明日に向けてできることをすべてやり、ベストを尽くす。最後にどの位置にいるか見てみよう」とライコネン節もどこか力がない。

 自身初の予選Q3進出が見えたウィリアムズのジョージ・ラッセル。4戦連続で予選Q2へ進出し、周囲がミディアムタイヤでアタックを敢行するなか、最後はソフトタイヤでタイムアップを狙う。

 しかし結果は15番手タイムに散る。直前にはルノーのエステバン・オコンにアタックを邪魔され「メガデンジャラス」と無線越しに怒り心頭だった。

 メルセデスになんとか一矢報いたいレッドブル・ホンダ陣営は、予選Q2でマックス・フェルスタッペンをハードタイヤで送り出す。会心のアタックが身を結び、9番手でQ3進出に成功、決勝レースはトップ10台のうち唯一ハードタイヤでのスタートとなる。

 先週の決勝レースではファイナルラップでボッタスとハミルトンのタイヤが相次いでバーストを起こしており、なにが起きるか分からない。言い換えれば誰にでも勝利の可能性が残っている。

「4番手をハッピーとは言えないね。けれどハードタイヤでスタートできることは明日のレースを面白くできると思う」とフェルスタッペンはコメントした。

 アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは大健闘と言えるだろう。7番手タイムを記録し、フェラーリの2台(シャルル・ルクレール/8番手、セバスチャン・ベッテル/12番手)よりも前からレースをスタートできるのは、本人にとっても自信になったはずだ。

◾️トト・ウォルフの”あるある”&フェルスタッペンとアルボンの質疑応答


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