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F1 ニュース

投稿日: 2020.08.14 10:35
更新日: 2020.08.14 10:38

ウイリアムズF1、F2ドライバーのニッサニーをスペインGPのフリー走行1に起用

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F1 | ウイリアムズF1、F2ドライバーのニッサニーをスペインGPのフリー走行1に起用

 ウイリアムズF1チームのテストドライバーを務めるロイ・ニッサニーが、2020年F1第6戦スペインGPのフリー走行1回目を担当することが決まった。FIA-F2に参戦中のイスラエル出身のニッサニーが、グランプリの週末にF1公式プラクティスで走行するのはこれが初めて。

 カタロニア・サーキットでのレースウイーク中、ウイリアムズのマシンにはプロサイクリングチームである『イスラエルStart-Up Nation』のロゴも提示される。

「バルセロナでマシンに乗りたいと心から思ってきた」と語ったニッサニーは、昨年末にアブダビでウイリアムズのテストを行っている。

「どのドライバーにとっても、FP1で初めて走行することは大きな節目だ。さらに僕にとっては、イスラエルの国旗を掲げて走り、母国にとって大きな業績にもなる」

「チームとともに綿密な準備をしてきた。FP1から大きな価値を引き出せると信じているよ」

 25歳のニッサニーは、フリー走行1回目でジョージ・ラッセルのFW43を走行させる予定だ。

「ロイとは昨年末にアブダビで一緒に過ごした。彼がすぐにスピードを出し、金曜日の重要なテスト計画に貢献してくれることは分かっている」とウイリアムズの車両性能責任者を務めるデイブ・ロブソンは語った。

「我々はFW43の改善を懸命に進めている。今回バルセロナで走ることは、高ダウンフォースのセットアップを、我々がよく知るコースで再び探求できるチャンスだ」

 ラッセルはシルバーストンでの2戦で収集したデータを、スペインで有効に活用することを望んでいる。

「シルバーストンでまったく違う2回のグランプリを終えた。ひとつは涼しいコンディションでハード寄りのタイヤ、もうひとつは暑いコンディションでソフト寄りのタイヤを使った。それによっていくつか重要な学びを得ることができたと思っている」とラッセルは語った。

「今週のバルセロナは本当にトリッキーなものになるだろう。通常ならあそこでは5月にレースをするところだが、今回は8月のレースになるからね」

「それでも僕は、またレースに戻ることに興奮しているし、土曜日に良い結果を出せることを願っている。でも今回は同じパフォーマンスを日曜日にも出すことに集中するよ」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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