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F1 ニュース

投稿日: 2020.08.19 16:10
更新日: 2020.08.19 16:12

「レーシングポイントはパーツや特定のデータを持っていた」メルセデスとの共謀を元チーム代表が示唆

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F1 | 「レーシングポイントはパーツや特定のデータを持っていた」メルセデスとの共謀を元チーム代表が示唆

 元F1チーム代表のコリン・コレスは、レーシングポイントはメルセデスが提供した風洞モデルとショーカーをコピーして2020年型マシン『RP20』を作ったと断言している。

 2020年型マシンについて、レーシングポイントは2019年のチャンピオンシップを制したメルセデスのマシン『W10』を元に設計した事実を隠してはいないが、マシンの着想は写真を裏付けにして得たものだと主張している。

 しかし中団グループにおけるライバルチームの一部は、この主張を疑っている。ルノーによるRP20のブレーキダクトについての申し立ては受け入れられ、レーシングポイントは多額の罰金とチャンピオンシップポイント15点を減点されることとなった。

 これまで小規模チームのミッドランド、HRT、ケータハムなどで仕事をしてきたコレスは、レーシングポイントが渦中のマシンを設計した際、もとになっているのは写真以上のものだったと主張している。

「マシンを写真からコピーすることはできない」とコレスはドイツの放送局『Sport1.de』に語った。

「これはブレーキダクトだけの話ではない。マシンのコンセプト全体についてのことだ。単に写真からコピーされたのではない。彼らはパーツを所有していただけではなく、特定のデータも手に入れていたのだ」

「私が聞いた話では、彼らは風洞モデルの60%とショーカーをテンプレートとして所有しており、そこからパーツをスキャンしてCADデータに変換したそうだ。そうでなければコンセプトはうまくいかなかっただろう」

 だが申し立てが真実だと仮定しても、その情報をコレスに話した人物が誰なのかは分からない。

■ローレンス・ストロールの関係性にも疑問


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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