レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2020.08.26 12:16
更新日: 2020.08.26 12:13

グランプリのうわさ話:フェラーリ、ミック・シューマッハーのF1昇格を猛プッシュするFIAに苦慮

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | グランプリのうわさ話:フェラーリ、ミック・シューマッハーのF1昇格を猛プッシュするFIAに苦慮

 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

・・・・・・・・・・・・・・・

 フェラーリは、若手ドライバー育成プログラムに関する重要な決断を控えている。F1を目指すロバート・シュワルツマン、ミック・シューマッハー、カラム・アイロット、マーカス・アームストロング、ジュリアーノ・アレジの5人が在籍しているが、近い将来に彼らを全員グランプリレースに出すわけにはいかない。

 いずれにしても、アレジは現在FIA-F2で苦しい2シーズン目を送っており、アームストロングについても今シーズンはこれまで表彰台を2度獲得しているが、成績に一貫性がなく、来シーズンもFIA-F2に残れるかどうか不透明な状勢だ。

 一方でアイロットは現在選手権の首位を走っており、今年がルーキーシーズンとなるシュワルツマンがその後を追っているため、ふたりはF1昇格にふさわしい成績を残しているといえる。またシュワルツマンは、SMPレーシングからも支援を受けている。

 問題は、シュワルツマンに負け続けているミック・シューマッハーについて、FIA会長とロス・ブラウンからアルファロメオF1のシートを与えるようにと猛烈な圧力がかけられていることだ。フェラーリは近々難しい決断を迫られることになる。ただ、どのような内容になったとしても、主要な人物のなかにそれで憤慨する者はほとんどいないだろう。

続きはF1速報WEBで掲載中

■水面下で勢力争いを続けるF1
 先週、F1の全10チームが2021年から2025年までの新コンコルド協定に署名したが、鳴り物入りでのお披露目というにはほど遠くなっている。そしてそれには相応の理由がありそうだ……
■最後のチャンスに賭けるニュルブルクリンク
 2020年シーズンのグランプリ実施に向けて直前に打診を受けたいくつかのコースは、自分たちがそのまま2021年のカレンダーにも残れることを真剣に願っている……


関連のニュース