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F1 ニュース

投稿日: 2020.08.29 21:11
更新日: 2020.08.29 21:19

【気になる一言】投資会社の背後にエクレストンの噂。ウイリアムズ副代表は「バーニーは新オーナーではない」と否定

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F1 | 【気になる一言】投資会社の背後にエクレストンの噂。ウイリアムズ副代表は「バーニーは新オーナーではない」と否定

 第7戦ベルギーGPが開幕する1週間前の8月21日(金)、ウイリアムズが、アメリカに本社を置く民間投資会社『ドリルトン・キャピタル』に買収されたことを発表した。

 ウイリアムズの副代表を務めるクレア・ウイリアムズが出席した1週間後のベルギーGPの金曜日会見は、売却発表後、初めてウイリアムズの関係者が口を開く機会となった。

 メディアが疑問視しているのは、ニューヨークに本拠地を置くドリルトン・キャピタルという会社についてだ。というのも、あるメディアがドリルトン・キャピタルのウェブサイトを調べたところ、その実態は家族経営の会社であり、実際の資金があるわけではなく、ファンドの管理をしているにすぎないことがわかったからだ。その点を指摘されたクレアは、「それはわかっています」と事実を認めた。

 すると別の記者がドリルトン・キャピタルとの交渉のプロセスをもう少し教えてくれないかと質問した。クレアはこう答えた。

「先ほどお話ししたように、4月から5月にかけて話し合いは始まりました。この期間に(ドリルトン・キャピタル以外にも)我々に興味を持つかなりの数の関係者と話し合いを行いました。これはこのスポーツに多くの人々が関心を寄せている証拠です。また2022年以降に施行される新しいレギュレーションも私たちにとっては助けになりました」

「ただ、我々に興味を持った入札者のすべてが、その後アプローチしてきたわけではありません。そんななか、真剣な交渉相手として最初にわれわれにアプローチしてきたのが、ドリルトン・キャピタルでした」

 しかし、この回答でもドリルトン・キャピタルがどんな会社が一向に理解できないため、さらに質問が続いた。

「クレア、取引が完了したので、基本的にはドリルトン・キャピタルがウイリアムズの筆頭株主であることはわかりました。では、他に残っている株主はいますか? たとえばブラッド・ホリンガー、トト・ウォルフはどうですか? また、ドリルトン・キャピタルの背後にいるのは誰ですか?」


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