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F1 ニュース

投稿日: 2020.09.04 19:51
更新日: 2020.09.04 19:55

F1イタリアGP FP1:トップタイムはボッタス。アルボン3番手、ホンダPU勢4台が上位につける

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F1 | F1イタリアGP FP1:トップタイムはボッタス。アルボン3番手、ホンダPU勢4台が上位につける

 2020年F1第8戦イタリアGPの金曜フリー走行1回目(FP1)は、メルセデスのバルテリ・ボッタスがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは3番手、マックス・フェルスタッペンは5番手となっている。

 イタリアGPの週末は日曜日まで晴天の予想で、初日も雲ひとつない快晴。FP1開始時の午前11時の時点で、気温23.7度、路面温度32.3度のコンディションだ。このセッションではウイリアムズがジョージ・ラッセルに代えて、ロイ・ニッサニーを出走させた。前日にはフランク・ウイリアムズ代表、クレア・ウイリアムズ副代表の退任が発表され、ウイリアムズ家の同チームへの関与はこのレース限りとなる。

 序盤はミディアムタイヤを履いたアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)が1分22秒280でまずトップに立った。バルテリ・ボッタス(メルセデス)、ランス・ストロール(レーシングポイント)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が2、3、4番手。その後ハードタイヤのハミルトンが1分21秒676のトップタイムを出した。5番手まで後退したアルボンは、「ターン4(ふたつ目のシケイン入り口)のオーバーステアがひどい。何とかしてくれ」と訴えている。

 開始後37分、フェルスタッペンがアスカリシケインでリヤのコントロールを失い、グラベルに飛び出してしまう。タイヤバリアにヒットしてノーズを失ったが、自力でピットに戻ってきた。この事故でセッションは4分間の赤旗中断となった。そこに1セット目のタイヤを返却するタイミングが重なり、コース上はしばらく無人状態が続いた。

 残り30分近くになって、メルセデス2台を筆頭に多くのマシンがソフトタイヤでコースに出て行った。フロントサスペンション修復中のフェルスタッペンだけが、ガレージに留まっている。

 シャルル・ルクレール(フェラーリ)は、ミディアムタイヤで7番手タイム。しかし同じタイヤで4、5番手に付けたアルファタウリ・ホンダの2台から、コンマ4秒落ちだ。ダニエル・リカルド(ルノー)もミディアムで2台のタイムにわずかに届かず、アルファタウリ・ホンダは出足好調に見える。

 このセッショントップは、1分20秒703を記録したボッタス。0.248秒差でハミルトンが2番手。約0.8秒落ちながら、アルボンが3番手に付けた。そしてクビアトがミディアム最速となる4番手。フェルスタッペン、ガスリーが続き、ホンダ製パワーユニット(PU)搭載マシンが3〜6番手を占める結果となった。地元での奮起が期待されるフェラーリは、ルクレール11番手、セバスチャン・ベッテルは19番手に終わった。


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