昨年同様に今年も一触即発の気配が漂った予選。決勝レースを思わせるシーンが多々あったが大事に至らなかった事は幸いだ。そんな状況下でのドライバー無線や、下位カテゴリーで光った皇帝の遺伝子や、そして愛車のホンダNSXでモンツァに乗り付けたあの男の様子などを、SNSから見てみよう。
●ハミルトン危機一髪
フリー走行3回目の終盤、アタック待ちのため最終コーナーのパラボリカ手前からスロー走行していた隊列に後方から迫るメルセデスのルイス・ハミルトンがあわや追突しそうに。
これにはハミルトンも手を挙げて抗議。予選では過度のスロー走行は厳しく取り締まると通達していたFIA、昨年のような事態にならないことを祈りたかった…。
●一触即発、ピー音連発の予選
昨年はトウ合戦の末にアタックできないマシンが多発する事態となったが、今年はスペースの奪いでまたも一触即発の予選となった。
レーシングポイントのセルジオ・ペレスはコースイン直後に外側からレッドブル・ホンダの2台に追い抜かれ苦言を呈する。
The Red Bulls got past Perez in Q3…
But he took revenge by out-qualifying them both!
He'll start from fourth in Sunday's race#ItalianGP ?? #F1 pic.twitter.com/SijNHlCWYm
— Formula 1 (@F1) September 5, 2020
ウィリアムズ一族ラストレースとなった今回の予選。ジョージ・ラッセルもアタックに意気込むが、ライバルは目の前でレースさながらの”バトル”を展開。「何やっているんだ」と言わんばかりにピー音を連発した。
Traffic on Friday, and more on Saturday for @GeorgeRussell63 ?#ItalianGP ?? #F1 pic.twitter.com/VqdxRsP99l
— Formula 1 (@F1) September 5, 2020
あわや接触の危険漂ったのはアルファロメオのキミ・ライコネン。リズムを乱されたアイスマンは途中でアタックを取りやめ。なんとかQ2進出は果たすも、後味の悪い予選となってしまった。
The kind of close battle you'd expect to see during the race ?#ItalianGP ?? #F1 pic.twitter.com/JVfpoWEoHQ
— Formula 1 (@F1) September 5, 2020