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F1 ニュース

投稿日: 2020.09.09 15:49
更新日: 2020.09.09 15:50

グランプリのうわさ話:2021年の役職について明言を避けるトト・ウォルフ代表

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F1 | グランプリのうわさ話:2021年の役職について明言を避けるトト・ウォルフ代表

 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

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 トト・ウォルフはモンツァで取材に応じて、メルセデスF1チームに現行の契約が満了した後も残留すると示唆する一方で、チーム代表の役職を2021年初めの時点でも続けているかどうかについては明言を避けた。自身の今後について聞かれて、ウォルフは「急ぐ必要はない。私はまだこれまでのことを振り返っている最中だ。決断は12月31日までに下せば良いのだし、このチームとはなんらかのかたちで関わっていこうと思っている。私はこのチームを愛しているし、ここが私の居場所だ」と述べた。

 さらにウォルフは「私の家族と私自身にとって正しい決断を下すことが重要だが、このチームと今後も関わっていくということははっきりしている」と続けた。

 ウォルフは、現在メルセデスF1チーム株の30パーセントを保有する少数株主だ。今後、現場への日常的な関与度が減ることになっても、役員として重要な地位を占め続けることは変わらないと思われる。

 現在のウォルフにとって最後の大仕事は、ルイス・ハミルトンとの新たな長期契約を結ぶことだ。2021年に誰がチーム代表を引き継ぐことになっても、現在の彼より権限が弱くなることは間違いない。たとえ前線を退いたとしても、ウォルフはチームが前進するための原動力であり続けるはずだからだ。

他のトピックスはF1速報WEBで掲載中

■予選モード禁止の影響
もはやフェラーリが上位チームにおける脅威ではなくなっている昨今、メルセデスとレッドブル・ホンダの間に激しいライバル意識が芽生えているようだ……
■2021年のF1開幕戦はバーレーンGPから?
2021年のF1世界選手権開幕戦はオーストラリアでは行われなくなりそうだ。メルボルン地域で新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者数が急増したことを受けて、ビクトリア州が非常事態宣言の期間を2021年3月1日まで延長したからだ……


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