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F1 ニュース

投稿日: 2020.09.10 07:34
更新日: 2020.09.10 08:14

ペレスがレーシングポイントF1離脱を発表。ベッテルの2021年アストンマーティン加入が確定か

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F1 | ペレスがレーシングポイントF1離脱を発表。ベッテルの2021年アストンマーティン加入が確定か

 セルジオ・ペレスがレーシングポイントF1チームを2020年末で去ることを、両者が正式に発表した。

 現在30歳のペレスは2011年にザウバーからF1デビュー、2013年にマクラーレンに移籍したものの1年で離脱、2014年にレーシングポイントの前身フォース・インディアに加入した。今年は同チームに加入して7年目であり、その間に5回の表彰台を獲得、2016年と2017年にはチームのコンストラクターズ選手権4位という好成績に貢献した。

 2018年、レーシングポイントが資金難に陥った際に、チームは生き残りのために破産手続きを行って売却先を探し、現オーナーのローレンス・ストロール率いるコンソーシアムへの売却が成立した。チームの継続を可能にするためのこの決断のなかで、ペレスが大きな役割を果たしたことは広く知られている。

 2019年にレーシングポイントはペレスと2022年末までの長期契約を結んだことを発表した。しかし2021年からアストンマーティンF1チームとして活動する同チームは、4度のチャンピオン、セバスチャン・ベッテルが2020年末でフェラーリを去ることが発表された後、彼の獲得に動き始めたといううわさが浮上。現ドライバーのうちランス・ストロールはオーナーの息子であるため、ペレスがシートを喪失する可能性が高まり、チームの動きに注目が集まっていた。

2020年F1第8戦イタリアGP セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
2020年F1第8戦イタリアGP セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)

 9月9日にペレスとレーシングポイントはそれぞれ、2020年シーズン末で両者が袂を分かつことが決定したというリリースを発表した。これによりベッテルとレーシングポイントの契約がまとまった可能性が高いと考えられる。

■「納得いくチームを見つけてF1に残りたい」とペレス


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