ロマン・グロージャンはメキシコGPの週末、ハースは「なにもうまくいっていない」と語った。チームが苦戦に陥った原因は不明なままだ。
グロージャンはハースの第9戦オーストリア以来となるポイントを先日オースティンで獲得したが、メキシコGP予選最下位でグリッド最後列という結果に関して「受け入れがたい」と語っている。
ハースはサプライヤーのブレンボから新しいマテリアルを導入したが、ブレーキは改善されずハンドリングのバランスも悪くなったとグロージャンは不満をもらしていた。
土曜の夜にグロージャンのフロアを以前と同じ仕様に戻したが問題は解決されず、グロージャンはチームメイトのエステバン・グティエレスより遅い予選20位で終わった。
「この週末はどうしてこうなったのか自分でも理解できない。パーツを交換して車を分析してみたが、問題点は見つからなかった。レース中、マシンは上手く走らず、扱いも大変で運転しにくかった。僕たちはなにもうまくいっていない」
問題は何だと思うかと聞かれて彼は「一貫性がない事だね。アンダーステアかオーバーステア、何が出るかはわからないんだ」
「ブレーキを踏むと左に引っ張られてしまう。よくわからないが本当に奇妙なんだ。マシンが本来するべき動作をしなかった」
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