2020年F1第9戦トスカーナGPの舞台は、これがF1初開催となるイタリア・トスカーナ州のムジェロ・サーキット。フェラーリのF1参戦1000GPを祝うこの週末には、ミハエル・シューマッハーが2004年に駆ったフェラーリF2004に息子のミック・シューマッハーが乗り込み、デモランを行った。レースは度重なるセーフティカーの出動や赤旗中断で前代未聞の大波乱。ドライバーや関係者のSNSでトスカーナGPを振り返る。
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現在、FIA-F2選手権でランキングトップに立つミック・シューマッハーが、フェラーリF2004を駆り、フェラーリのF1参戦1000GPを祝うデモランを行った。フェラーリ・ドライバー・アカデミーに所属するミックは、父がフェラーリ時代に使っていた赤いヘルメットのデザインと、フェラーリ1000GP仕様のえんじ色のスーツで登場。入場規制で人数は少ないながらも、スタンドに集まったファンの心を魅了してみせた。
フェラーリF2004は皇帝ミハエル・シューマッハーが13勝を挙げ7度目のタイトルを獲得したマシン。3リッター、V10エンジンの咆哮はPU時代となった今では味わうことのできないF1の魅力だ。セバスチャン・ベッテルが見入ってしまうのがよく分かる。
1000GPを迎えたフェラーリに敬意を表して、赤く化粧直しをして話題となったメルセデスのセーフティカー。図らずもトスカーナGPでは、いつも以上の出動機会があり大活躍だったが、レース後には赤い皮が剥がされるところが目撃されている。塗装じゃなくてこんなラッピングができる最先端の技術はすごい!
今から11年前のアレクサンダー・アルボン少年とルイス・ハミルトン。ハミルトンが初表彰台への道を阻む最大の難関になることを、この時の少年は知る由もない。
初表彰台獲得の任務完了でホッとひと息。プレッシャーに晒された日々からようやく解放され、アルボンにいつもの笑顔が戻ってきた。
3位のトロフィーも超VIP待遇。プライベートジェットの特等席で帰路に就く。
Destination: MK ✈️ @Alex_Albon returns home with an extra special piece of cargo ?? #ChargeOn ? pic.twitter.com/VMXS3IvAH0
— Aston Martin Red Bull Racing (@redbullracing) September 15, 2020