英AUTOSPORTが2016年第18戦アメリカGPと第19戦メキシコGPの連戦を戦った全ドライバーを10点満点で評価した。この2戦における最高点9点が、アメリカでは5人、メキシコでは4人に与えられた。
この企画は英AUTOSPORTが数年前から行っているもので、各グランプリにおいてすべてのドライバーに関して主に予選と決勝のパフォーマンスを評価し、さまざまなソースから得た情報を加味して採点する。
■アメリカGPのベストドライバー5人。優勝できたかもしれないリカルド
アメリカGPで9点と評価されたのはルイス・ハミルトン、ダニエル・リカルド、ニコ・ヒュルケンベルグ、カルロス・サインツJr、マーカス・エリクソンだった。
メルセデスのハミルトンはポール・トゥ・フィニッシュ。「予選のセクター1は素晴らしかった。スタートも成功し、週末通して見事なパフォーマンスを発揮した」と短評に記されている。
レッドブルのリカルドは3番グリッドから3位。「バーチャル・セーフティカーのタイミングは不運。スタートがもう少しよければ優勝も狙えたかもしれない」
フォース・インディアのヒュルケンベルグは7番グリッドを確保したもののスタート直後にクラッシュによりリタイア。「予選で輝かしいパフォーマンスを発揮、『トップ3チーム以外のベスト』の位置を余裕でつかんだ。決勝の事故で結果につながらず残念」
トロロッソのサインツJr.は10番グリッドからスタートし6位。「性能が劣るマシンでいい予選順位を勝ち取り、決勝では速さで勝ったウイリアムズを抑え続けた」
ザウバーのエリクソンは16番グリッドから14位を獲得。「予選でチームメイトより0.5秒速く、ルノーとハースを上回った」
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています