F1第10戦ロシアGP決勝レースを観戦したファンの投票による『ドライバー・オブ・ザ・デー』と、最速ラップを叩き出したドライバーに贈られる『DHLファステストラップ・アワード』、最速のピットストップ作業を行ったチームに与えられる『DHLファステスト・ピットストップ・アワード』の受賞者が決定した。
今回ドライバー・オブ・ザ・デーに選ばれたのはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンだ。予選ではメルセデスの2台に割って入り2番手を獲得したフェルスタッペン。
レースのスタートでは3番グリッドのバルテリ・ボッタス(メルセデス)にかわされてしまうが、その後、トップを走行するルイス・ハミルトン(メルセデス)にペナルティが科されたため2番手に浮上するとそのままフィニッシュし、ソチ・オートドロームでは初となる表彰台を手に入れた。
DHLファステストラップ・アワードを受賞したのはメルセデスのボッタスとなった。3番グリッドからレースに挑んだボッタスは、スタートで2番手にポジションアップすると、トップのハミルトンにペナルティが科されたため首位に浮上し優勝を飾った。ボッタスはレース終盤の51周目に、ハードタイヤで1分37秒030のファステストラップを記録している。
DHLファステスト・ピットストップ・アワードを制したのはレッドブル・ホンダとなり、2位表彰台を獲得したフェルスタッペンを2020年最速ピットストップタイムとなる1.86秒でコースに送り出した。2位にはチームメイトのアレクサンダー・アルボンが1.89秒で続き、3位と4位にはウイリアムズの2台が入っている。