レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2020.10.02 18:43
更新日: 2020.10.02 19:01

ホンダ八郷隆弘社長「アルファタウリ・ホンダF1の初優勝は、努力が実を結んだ結果。言葉にできないほど嬉しい」

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | ホンダ八郷隆弘社長「アルファタウリ・ホンダF1の初優勝は、努力が実を結んだ結果。言葉にできないほど嬉しい」

 2021年シーズンをもって、パワーユニット(PU)サプライヤーとしてF1世界選手権への参戦終了を発表したホンダ。2015年にF1に復帰してから、マクラーレン、アルファタウリ(トロロッソ時代含む)、レッドブルの3チームにPUを供給してきたホンダだが、2050年の『カーボンニュートラル社会』の実現を目指し、F1参を終了する。

 今回の発表に伴い、記者会見に出席したホンダの八郷隆弘社長は、現在PUを供給しているレッドブルやアルファタウリへの感謝を述べた。カーボンニュートラル社会の実現に向け、新たな研究開発機関の設立なども明らかにし、この発表は“新たな挑戦に向けた決意表明”だと語った。

■ホンダ 八郷隆弘社長コメント
「ホンダは、世界最高峰の四輪レース、F1で自らの持てるエネルギーマネジメント技術をもって勝利することを目指し、2015年からチャレンジを開始し、今年で6年目のシーズンを迎えています」

「参戦当初は性能や信頼性で苦戦し、厳しい戦いが続きましたが、航空機エンジンの技術を生かした性能向上や、量産技術を活用したエンジンの燃焼効率向上など、オール・ホンダの総合力を発揮することで競争力を大幅に高めることができました」

「また、F1を戦う上で重要な要素となるパートナーについても、2018年からスクーデリア・アルファタウリ、加えて2019年からは、レッドブル・レーシングと、素晴らしいチームに恵まれました」

「当時、スクーデリア・トロロッソだったアルファタウリのメンバーは、ホンダの可能性を信じて契約をしていただき、その後も全力でホンダをサポートいただきながら、二人三脚で共に進化を続けてきました。先日のイタリアGPでのアルファタウリ・ホンダとして初めての優勝は両社がチャレンジを始めて50戦目の節目でした。これまでの努力が実を結んだ結果であり、ホンダとして言葉にはできないほどの嬉しさでした」

「そして、レッドブル・レーシングとはトップチームとして勝てる体制の下、『優勝』という明確な目標を定め、強いパートナーシップを築いてきた結果、高い競争力を発揮することができています。両チームとの強固なパートナーシップと高い競争力を得た結果、昨シーズンは3勝、今シーズンも現時点(第10戦終了時点)で2勝を挙げることができています。大きな目標としてきた優勝を実現できたことに対し、レッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリの両チームには、改めて、感謝したいと思います」

「また、参戦決定以来、さまざまなサポートをいただいたFIA、F1のみなさま、関係者の方々のご支援に御礼を申し上げます。そして、何よりも熱いご声援をいただいている多くのファンの皆さまに感謝いたします。本当にありがとうございます」

2020年F1第8戦イタリアGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が初勝利をチームと祝う
2020年F1第8戦イタリアGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が初勝利をチームと祝う

■次のページへ:2030年に四輪車販売の3分の2を電動化へ


関連のニュース

本日のレースクイーン

AUTOBACS/大阪オートメッセ2024
一之瀬優香(いちのせゆうか)

F1 Photo Ranking

フォトランキング