レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2020.10.05 16:10
更新日: 2020.10.06 08:17

F1 Topic:ホンダF1活動終了で残された4つの疑問(前編)レッドブルはイギリスの拠点HRD UKスタッフに関心

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | F1 Topic:ホンダF1活動終了で残された4つの疑問(前編)レッドブルはイギリスの拠点HRD UKスタッフに関心

 10月2日にホンダが2021年限りでF1活動を終了することを発表した。その理由については、ホンダの八郷隆弘社長がオンライン記者会見で説明した。正直、100%納得はできていないものの、ホンダが2021年限りでF1活動を終了することだけは、動かしようがない事実だ。

 ただし、ホンダのF1活動終了によって、今後が不確定となったものがいくつかある。それがなんなのか? そして、それぞれの将来がどうなるのかを考えてみたい。

その1) レッドブルとアルファタウリのパワーユニット(PU/エンジン)供給について
 現在のF1に参戦しているパワーユニット・マニュファクチャラーはホンダを含めて4社。そのうち、メルセデスとフェラーリが3チームずつ、ホンダとルノーが2チームずつに供給している。ホンダが抜ければ、この3社のいずれかから供給を受けなければならないが、すでにマクラーレンは2021年からルノーに代わってメルセデスからパワーユニットを供給されることになっているため、物理的にメルセデスからの供給は考えられない。

 そうなると、2021年は自チームだけしか現時点で供給先がないルノーPUから、レッドブルとアルファタウリが供給されれば、数の上では理想的な配分となるが、それがすんなりと決まりそうもない。なぜなら、レッドブルはルノーと半ばケンカ別れして、ホンダへスイッチしたという過去があるからだ。

 ただし、F1に参戦しているパワーユニットめマニュファクチャラーには、FIAから供給の要請があれば、応じなければならないという決まりがある。したがって、もしレッドブルとアルファタウリがメルセデス、フェラーリ、あるいはその他の方法で2022年以降のパワーユニットを準備できなければ、FIAを通してルノーからパワーユニットを供給してもらうことになる。

■次のページへ:その2) 残されたイギリスのホンダ・スタッフ


関連のニュース

F1 関連ドライバー

F1 関連チーム

本日のレースクイーン

AUTOBACS/大阪オートメッセ2024
一之瀬優香(いちのせゆうか)

F1 Photo Ranking

フォトランキング