メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、ワールドチャンピオンの座をチームメイトであるニコ・ロズベルグに奪われた場合、敗北を容易に受け入れることはできないだろうと語った。最後から2戦目のブラジルGPでロズベルグがドライバーズタイトルを獲得する可能性があり、ハミルトンにとっては圧倒的に不利な状況だ。
夏休み後、マレーシアGP決勝で首位走行中に起きた痛恨のエンジントラブルなど、いい結果が出ない時期があったものの、ハミルトンはアメリカGPとメキシコGPで優勝することで反撃し、タイトル獲得の望みを維持している。
それでも残り2戦の段階でポイントリーダーであるロズベルグとの差は19ポイント、仮にハミルトンがブラジルGPとアブダビGPで優勝したとしても、ロズベルグが2位と3位でフィニッシュすればタイトルはロズベルグのものになる。
「どうやって負ける準備をするかなんて知らないよ」とハミルトン。
「これまでに負けた経験はあるけれど、それでも負ける準備なんてできないと思う」
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