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F1 ニュース

投稿日: 2016.11.08 22:12

「チームの能力は限界まで向上した」とウォルフ。来季F1のレギュレーション変更には現在も否定的

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F1 | 「チームの能力は限界まで向上した」とウォルフ。来季F1のレギュレーション変更には現在も否定的

 メルセデスのトト・ウォルフによれば、現行のレギュレーションのもとで、チームの能力は最大限まで向上したという。

 日本GPで3年連続となるコンストラクターズ・チャンピオンを決めたメルセデス。ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグのふたりは、再びドライバーズ・タイトルを争い、3年連続のダブルタイトル獲得を目前に控えている。

 しかし、現行のパワーユニットのレギュレーションとなった最初の2シーズンと比べると、今年のメルセデスの成績は圧倒的とまでは言えない。

 19レースを終えた時点で彼らが獲得した679ポイントは、昨シーズンの同時期と比べると24ポイント少ない。

 メルセデスは、2015年は19レース終了時点でフロントロウ独占15回という記録を作ったのに対し、今年は同じレース数の時点で12回だった。また、ワン・ツー・フィニッシュは今年の6回に対し、昨年は12回達成している。

「定期的なレギュレーション変更のサイクルの終盤では普通のことだが、チームの能力は最大限まで向上した。あとは、全てを最大パフォーマンスのぎりぎりまで詰める作業が続くのだ」と、ウォルフは日曜のブラジルGPを前に語った。

「現在、チームはそういう状況にある。だから細部まで詰め切るよう、集中を途切れさせてはならない」


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