2015年F1ベルギーGPの日曜決勝で、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグはリタイア、セルジオ・ペレスは5位だった。
■サハラ・フォース・インディアF1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 決勝=リタイア(DNS)
スタートする前にレースを終えなければならないなんてがっかりだ。でもレースの世界では時にはこういうことも起こる。
グリッドに向かうラップでパワーが失われるのを感じた。グリッド上で何とか状況を理解し問題を解決しようとしたが、フォーメイションラップで問題が再発した。何度かパワーが戻ってきたけれど、スタート直前にまたパワーがなくなり、リタイアするしかなくなった。
今週末、僕らのマシンはとても速かったし、価値あるポイントをつかむいいチャンスだっただけに本当に残念だ。
セルジオ・ペレス 決勝=5位
5位で10ポイント獲得というのはいい結果だ。でも今日は表彰台を争えるだけの速さはなかった。
ものすごくいいスタートを決めて、1周目のオー・ルージュの後、ルイス(・ハミルトン)に並び、トップに立ちかけた。その後もいいリズムで走ったが、最初のふたつのスティントではソフトタイヤのデグラデーションがとても高かった。ミディアムでは多少よくなったけれど、ローダウンフォースセッティングのためにミドルセクターで苦しみ、それがペースに響いた。
速いマシンと戦ったが、(ロマン・)グロージャンと(ダニール・)クビアトに勝つのは難しかった。パフォーマンスを分析し、改善できる箇所を探す必要がある。今から次のモンツァが楽しみだ。次も高い競争力を発揮できると思う。