レーシングポイントのランス・ストロールが、2020年F1第11戦アイフェルGPを体調不良で欠場した後、新型コロナウイルス感染症の検査で陽性結果が出ていたことを明らかにした。最新のテストでは陰性であり、今週末のポルトガルGPには出場するという。
アイフェルGPの土曜FP3をストロールは体調不良のために欠席、その後、予選以降を欠場することが決まり、急きょニコ・ヒュルケンベルグが代役を務めた。
ポルトガルGPを前にストロールとチームが声明を発表、アイフェルGP前の火曜の検査では陰性だったものの、帰宅後の日曜夜の検査で陽性結果が出ていたことが明らかになった。ストロールは体調不良に陥った土曜以降は他者との接触を避けているが、それ以前の木曜と金曜には通常どおり行動していた。
10月21日、ストロールはInstagramのストーリーズとTwitterを通し、次のようなコメントを発表した。
「アイフェルGPの週末の後、最近Covid-19の検査をして陽性の結果が出たことを皆さんにお知らせしたいと思う」
「何が起きたかは次のとおりだ。通常のレース前検査で陰性結果が出た後、ニュルブルクリンクに到着した。土曜朝、気分が悪くなり始め、胃腸の不快感で目が覚めた。FIAのプロトコルに従い、自分のモーターホームで自己隔離し、その後はパドックに入らなかった。レースに出られる体調ではなかったので、日曜朝早く自宅に戻った。その時点でまだ体調がよくなかったので、日曜夜にCovid-19の検査を受けた」
「翌日、陽性という結果が出た。そのため自宅で10日間自己隔離を行った。幸い症状はとても軽かった」
「今週月曜に再び検査を受けた結果、陰性だった。今は体調はとてもいい。ポルトガルで再びチームと一緒にレースに出るのが待ち遠しい」