ウイリアムズF1チームの副代表であるクレア・ウイリアムズによれば、“全てを兼ね備えた”ランス・ストロールと2017年の契約を結ぶことは難しい決断ではなかったという。
今年のヨーロピアンF3選手権でチャンピオンとなった、現在18歳のストロールは、来シーズン、ウイリアムズでF1デビューを果たす。彼は今シーズン限りで引退するフェリペ・マッサの後任ドライバーとして、バルテリ・ボッタスとペアを組むことになる。
カナダ出身のストロールは昨年末にウイリアムズの若手ドライバー育成プログラムのメンバーとなり、広範なシミュレーター作業に取り組んできたほか、2014年仕様のF1マシンでのテスト走行もこなしてきた。
「私たちはこのスポーツにおいて明確な志を持つチームです。F1では3番目に成功しているチームで、16の世界タイトルを獲得してきました」とウイリアムズは述べた。
「同様に未来に対する志も明らかです。そしてそれを達成するためには優れた才能が必要なのです」
「ランスにとっても私たちにとっても(今回の契約は)わくわくする出来事です。彼は今年F3のチャンピオンシップで素晴らしい実績をあげていますし、私たちにとって全てを兼ね備えた人材なんです」
「レースドライバーを選ぶために検討している時、全てを兼ね備えた彼に行き当たりました」
「彼には才能があります。聡明で、エンジニアたちに素晴らしいフィードバックをもたらしているので、(契約するという)決定は容易なことでした」
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています