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F1 ニュース

投稿日: 2020.10.28 16:16
更新日: 2020.10.28 16:19

ウイリアムズF1のラッセル、シート喪失報道を否定「レッドブル入りを狙うペレス陣営が噂を利用しているだけ」

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F1 | ウイリアムズF1のラッセル、シート喪失報道を否定「レッドブル入りを狙うペレス陣営が噂を利用しているだけ」

 ウイリアムズF1チームのジョージ・ラッセルは、2021年に自分のシートがセルジオ・ペレスのものになるかもしれないという噂は、ペレス陣営が煽っている可能性が高いと考えている。

 ラッセルは実際にはウイリアムズと来年末までの契約を結んでいる。しかし最近チームオーナーが、ウイリアムズ家からドリルトン・キャピタルに変わったことで、昨夏ラッセルが当時副代表のクレア・ウイリアムズと交わした契約の有効性について憶測が持ち上がっている。

 今季末でレーシングポイントを離脱するペレスは、移籍先のチームに母国メキシコ企業からの多額のスポンサーマネーをもたらす。そのペレスがウイリアムズと交渉を行っているという報道が最近なされ、彼が加入する場合にはラッセルがチームを離脱することになると推測されている。

セルジオ・ペレス(レーシングポイント)
セルジオ・ペレス(レーシングポイント)

 ポルトガルGPの金曜、ウイリアムズの暫定チーム代表サイモン・ロバーツは、ラッセルとチームメイトのニコラス・ラティフィが来年もウイリアムズでレースをするかどうか聞かれた際に明確な答えを示さず、「おそらくはそうだが、いずれかについて何か発言することは避けたい」とコメント。それによってラッセルの将来に不確定要素があるという印象が高まった。

 しかしながら日曜日のポルトガルGP後にラッセルは、2021年に向けウイリアムズと彼の状況が変化することはないと語り、来シーズンまでの確固たる契約があると改めて主張した。

「何も変わっていない」とラッセルは語った。「前にも言ったとおり、僕は来年について何も心配していない。メルセデスと(チーム代表)トト(・ウォルフ)が支援してくれることは分かっている。トトは僕にそう言っているし、僕は絶対的な信頼を置いている」

「思うにこうした噂のすべては、おそらくペレス側の陣営が流しているのだろう。彼らは他のチームにプレッシャーを与えようとしているんだ。おそらくはレッドブルのシートを獲るためにね。それが僕の見解だ」

「僕には契約がある。何も心配していないし、ここで自分の仕事に集中しているよ」

 レッドブル・レーシングの首脳陣は、来年アレクサンダー・アルボンを残留させるかどうか検討中だと認めている。彼を外す場合には外部のドライバーを起用する見通しで、その候補の筆頭はペレスとニコ・ヒュルケンベルグだ。

■次のページへ:ラッセル、来季契約への明言を避けた代表に理解示す


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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