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F1 ニュース

投稿日: 2020.10.28 21:03

グランプリのうわさ話:アルボンのシートに望みを繋げるペレス

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F1 | グランプリのうわさ話:アルボンのシートに望みを繋げるペレス

 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

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 今年のドライバー市場で、セルジオ・ペレスが中心的な存在となってきた。まだシートが埋まっていない各チームからの評価が高いうえに、彼が持つメキシコのスポンサーもついてくるからだ。契約すれば、彼自身のサラリーに充てられる800万ドル(約8億3600万円)を含む2000万ドル(約20億8900万円)のスポンサー料がチームにもたらされる。

 ペレスはこれまでハースF1とアルファロメオ・レーシングと交渉していたが、いずれのチームも別のドライバーでほぼ決まったため、あまり進展のないまま終わった。このため、個別にレッドブルへの売り込みをかけているほか、ウイリアムズとの交渉も行っている。

 仮にウイリアムズで決まるとしたら、ジョージ・ラッセルの後任だろう。もうひとりのニコラス・ラティフィは多額のスポンサー料をもたらしているだけでなく、最近チームを買収した民間投資会社ドリルトン・キャピタルとも関係があるためだ。

 もちろん、ペレスにとって一番の目標はレッドブルへの移籍だ。しかし、ヘルムート・マルコはアレックス・アルボンが来年もシートを維持できるかどうか見きわめるため、あと数回チャンスを与えたいと考えている。したがって、ドライバーに関する発表があるとしても、少なくとも第14戦トルコGPまでは待つことになるだろう。

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