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F1 ニュース

投稿日: 2020.11.01 23:17
更新日: 2020.11.01 23:45

ハミルトンが逆転優勝、メルセデスはコンストラクターズ7連覇。クビアトが表彰台に迫る4位【決勝レポート/F1第13戦】

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F1 | ハミルトンが逆転優勝、メルセデスはコンストラクターズ7連覇。クビアトが表彰台に迫る4位【決勝レポート/F1第13戦】

 11月1日現地時間午後1時10分、第13戦エミリア・ロマーニャGPの決勝が行われた。

 やや雲が多くなって陽射しは弱く、気温は17度、路面温度は24度。Q3進出の上位10台はメルセデスAMG勢とマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)だけがミディアムタイヤで、それ以外の7台はソフトタイヤ。11番グリッド以下は最後尾のアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)だけがソフトを選び、それ以外は全車がミディアムをスタートタイヤに選んだ。

 グリッド上でルイス・ハミルトン(メルセデス)はシートに不具合が見つかって直前に修理作業を行った。

 スタートはポールシッターのバルテリ・ボッタス(メルセデス)が好発進を見せ、実質的な1コーナーのタンブレロでホールショットを奪う。偶数列は加速が鈍く、タンブレロまでにフェルスタッペンがハミルトンを抜いて2番手に上がり、ダニエル・リカルド(ルノー)もピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)を抜いてハミルトンのインに並びかけるが、ハミルトンはなんとか3番手を守った。

 5番手ガスリー、6番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)、7番手アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)、8番手ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)、9番手ランド・ノリス(マクラーレン)、10位カルロス・サインツJr.(マクラーレン)と順当なスタートとなった。

 ランス・ストロール(レーシングポイント)はターン2でエステバン・オコン(ルノー)に接触しフロントウイングの左側を失ってピットインしハードタイヤに交換した。トサ・コーナーではセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とケビン・マグヌッセン(ハース)が接触し、マグヌッセンはスピンを喫し19番手に落ちている。

 2番手フェルスタッペンは必死に首位ボッタスについていくが、後方の3番手ハミルトンからのプレッシャーに晒される。しかしハミルトンは前走車をフォローするのが難しいと訴え、フェルスタッペンとのギャップは1.4秒に広がっていく。

 6周目のタンブレロでサインツJr.がノリスを抜いて9番手へ。好調のガスリーは5番手を堅守していたが、マシントラブルでピットガレージに呼び戻されてリタイアとなってしまった。

 9周目にロマン・グロージャン(ハース)、10周目にジョビナッツィ、11周目にジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)がピットイン。メルセデスAMG勢も右フロントタイヤのフィーリングは良好ではなく、第1スティントを当初の想定よりも短くする戦略に出た。

ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)


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