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F1 ニュース

投稿日: 2016.11.12 18:01

FIA、ベッテルのペナルティに関する再審査請求を却下

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F1 | FIA、ベッテルのペナルティに関する再審査請求を却下

 FIAは、メキシコGPでセバスチャン・ベッテルに科されたペナルティについて、裁定を維持する判断を下した。この件に関して、フェラーリが再審査を求めていたことへの回答だ。

 メキシコでは、マックス・フェルスタッペンがペナルティを受けたことにより、ベッテルが一時的に3位に繰り上がった。しかし、終盤のダニエル・リカルドに対する防戦の中で、ブレーキングエリアでラインを変えたと判定され、ベッテルは3位の座を剥奪された。

 彼に与えられた10秒のタイムペナルティは、10月のアメリカGP直前にFIAが明確化した「ポジションを守るための過度にアグレッシブなドライビング」によるものだった。

 だが、フェラーリは今週末のブラジルGPを前に、FIA国際スポーツ法典の規定に基づく再審査を請求していた。彼らは請求の理由として、この件について「いくつかの新たな証拠」が明らかになっており、また、この裁定はF1における今後のドライビングのあり方に重要な影響を及ぼすとしていた。

 これを受けて、メキシコGPのスチュワードが電話で会議に参加する形で再招集され、フェラーリからはヘッド・オブ・レース・アクティビティズのジョック・クレア、レッドブルからはチーム代表のクリスチャン・ホーナーとチームマネージャーのジョナサン・ウィートレイが召喚された。

 フェラーリの主張は、レースディレクターのチャーリー・ホワイティングには、リカルドとのインシデントが起きる前に、フェルスタッペンに対してコースオフによって得たアドバンテージを放棄するよう指示する権限があった、というものだった。また、FIAの声明によると、彼らは「提出したGPSデータが新たな証拠になる」としていた。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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