ブラジルGP前日、セルジオ・ペレスがサングラスメーカーであるホーカーズと「契約を終了する」と宣言したニュースは、パドックでも大きな注目を浴びた。ペレスにその件について尋ねると、「ツイーターにつぶやいたことがすべて。とても残念なことだ」と厳しい表情で語った。
この一件について、チームの副代表を務めるボブ・ファーンリーは「チームは関知していない。すべてはチェコが決めたことだ」と、我関せずの態度だった。
なぜ、ペレスはチームに相談なく、独断でスポンサーとの関係を断ち切ることができたのだろうか。それはホーカーズがチームと契約しているスポンサーではなく、ペレスと契約しているパーソナルスポンサーだったからである。ファーンリーは言う。
「チームには一銭もお金は支払われていないから、チェコの決定にチームが口を挟む理由はない。しかも、スポンサーのロゴもマシンにもレーシングスーツにも一切、露出されていない」という。
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