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F1 ニュース

投稿日: 2016.11.13 02:42

F1ブラジルGP予選:タイトルがかかった1戦、緊迫のポール争いはハミルトンが制す

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F1 | F1ブラジルGP予選:タイトルがかかった1戦、緊迫のポール争いはハミルトンが制す

 11月12日、ブラジルGP土曜日のインテルラゴスは朝から霧雨に包まれていた。午前のFP3は路面の一部が湿ったダンプコンディションで始まり、霧雨が降り続く中でもかろうじてドライへと移った。同じようなコンディションのまま予選開始の午後2時を迎え、気温は19度、路面温度は27度、セッション中の降水確率は70%という状況。強い陽射しに恵まれた金曜日とは全く異なるコンディションに、各チーム・各ドライバーの対応力が問われることになった。 

 いつ雨が降り出してもおかしくないコンディションだけに、Q1の開始1分前から各車がソフトタイヤを履いてピット出口に並び始める中、先頭でコースインしたのはルイス・ハミルトン。これにタイトルを争うニコ・ロズベルグが続いたが、ハミルトンはターン12の立ち上がりでトロロッソに引っかかりながらもトップタイムを記録した。

 1回目のアタックではこれにロズベルグ、マックス・フェルスタッペン、キミ・ライコネン、ダニエル・リカルドと続き、3強チームの後方にはウイリアムズ勢が続いた。しかし中団はかなり接戦で予断を許さない。準備が遅れたセバスチャン・ベッテルだが5分を経過したところでようやくコースイン。ベッテルは無事にアタックを完了して5番手タイムを記録し事なきを得た。

 Q1が残り4分を切り青空が出てきたところで中団以下の各車が2回目のアタックへ。FP3からアンダーステアに苦しんでいたジェンソン・バトンは2周連続でアタックしたもののいずれも上手くまとめられず17番手タイムに終わり、0.017秒差でQ1敗退となってしまった。その他、ケビン・マグヌッセン、マノー勢、ザウバー勢がQ1を通過することができなかった。

 コースの各所で渋滞が発生しており、ターン4でジョリオン・パーマーのアタックを妨害したかたちになったフェリペ・ナスルとエステバン・オコンは予選後に審議が行なわれる。


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