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F1 ニュース

投稿日: 2020.12.12 23:27
更新日: 2020.12.12 23:43

レッドブル・ホンダのフェルスタッペンが今季初ポールを獲得。接戦でメルセデス勢を上回る【予選レポート/F1第17戦】

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F1 | レッドブル・ホンダのフェルスタッペンが今季初ポールを獲得。接戦でメルセデス勢を上回る【予選レポート/F1第17戦】

 12月12日現地時間午後5時、第17戦アブダビGPの予選が行われ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが今シーズン初のポールポジションを獲得した。

 日没を前に陽が傾き、気温は23度、路面温度は29度というコンディション。上空には大きな雲があり、路面温度はやや低くなっている。年間規定数を超えるパワーユニット投入のセルジオ・ペレス(レーシングポイント)とケビン・マグヌッセン(ハース)には最後尾グリッドスタートのペナルティが決まっている。

 Q1の開始と同時にハース勢とジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)がソフトタイヤでコースイン。3分が経過したところで他のマシンも続々とコースインし、各車ともソフトタイヤでアタックに臨む。上位勢は1周アタックでタイムを記録するが、中団以下はアタックラップの後には2周のクールダウンラップを挟むマシンが大半で、コース上は渋滞が見られる。

 ここでバルテリ・ボッタス(メルセデス)が1分35秒699でトップに立つが、ルイス・ハミルトン(メルセデス)はターン20でトラックリミット違反により2番手のタイムが抹消となり、さらにソーセージ縁石に乗ってフロアにダメージを負ってしまう。

 ピットアウト時にピットレーンでニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)に前を塞がれてブレーキングを強いられフラットスポットを作ったフェルスタッペンは、計測1周目のターン6出口でハンドリング中に手がコクピット内で引っかかってタイムロスし、こちらも2回目のアタックへ。ソフトタイヤのデグラデーションは大きく、ハミルトンは8番手、フェルスタッペンは0.294秒差の2番手のタイムを記録した。

 残り3分で7番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)と10番手エステバン・オコン(ルノー)以下の全車がコースインして2回目のアタックランへ。メルセデスAMG勢もここに加わり、ボッタスは中古、ハミルトンは新品のソフトで走る。

 ハミルトンは1分35秒528のトップタイムを記録し、ルクレールも3番手に入る。下位3チームのペースは中団グループとは1秒ほどのギャップがあり、最後のアタックでもこれをひっくり返すことはできず。アントニオ・ジョビナッツィ(アルファ)だけが15番手でQ1突破を果たし、16番手キミ・ライコネン(アルファロメオ)、17番手マグヌッセン、18番手にタイヤに熱を入れられなかったラッセル、19番手はトラフィックに引っかかってタイム更新できなかったピエトロ・フィッティパルディ(ハース)、アタックに入る前に最終コーナーでスピンしてしまったラティフィが20番手でQ1敗退となった。

ケビン・マグヌッセン(ハース)
2020年F1第17戦アブダビGP ケビン・マグヌッセン(ハース)


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