F1第17戦アブダビGP決勝レースを観戦したファンの投票による『ドライバー・オブ・ザ・デー』と、最速ラップを叩き出したドライバーに贈られる『DHLファステストラップ・アワード』、最速のピットストップ作業を行ったチームに与えられる『DHLファステスト・ピットストップ・アワード』の受賞者が決定した。
今回ドライバー・オブ・ザ・デーに選ばれたのは、優勝を飾ったレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンだ。予選でポールポジションを獲得したフェルスタッペンは、決勝のスタートでもトップをキープし、レースの主導権を握っていく。
快調な走りを見せるフェルスタッペンに対して、2~3番手につけるメルセデス勢はバルテリ・ボッタスにプッシュの指示を出すが、フェルスタッペンはさらにボッタス以下を引き離していく。レースはそのままフィニッシュを迎え、フェルスタッペンがメルセデス勢を寄せ付けることなくトップでチェッカーフラッグを受け、2020年シーズン最終戦で今季2勝目となるポール・トゥ・ウインを達成した。
DHLファステストラップ・アワードを受賞したのはルノーのダニエル・リカルドとなり、ファイナルラップとなる55周目にそれまでフェルスタッペンが記録していたタイムを更新し、1分40秒926というファステストラップを記録している。
DHLファステスト・ピットストップ・アワードを制したのは今回もレッドブル・ホンダとなり、バーチャルセーフティカーが導入された10周目にピットインしたフェルスタッペンを2.36秒でコースに送り出した。2位にはニコラス・ラティフィのウイリアムズが2.48秒、3位にはエステバン・オコンのルノーが2.49秒で続いている。