ついに2020年のF1も終了してしまいました。3月のオーストラリアGPが新型コロナウイルスの影響で、直前で中止されてしまったことがつい最近のように感じます。7月から開幕を迎えたF1グランプリですが、好評の“自宅特派員”ホンマさんブログも、今シーズンはこのアブダビGP編でラストとなります。いろいろなことが起きた3連戦の振り返りを最後までお楽しみ下さい。
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こんにちは、自宅特派員のホンマです。
みなさん、お元気でしたか?
さてわたくし、現時点での体重を書類に書かねばならぬ事態が発生してしまいました。
怖いな~怖いな~なんか嫌だなあ~と避けていた体重計の上に、意を決して足を乗せてみましたならば、
わぁ、ここ数年見たことのない数字が表示されたわぁ。
……実は、なんとなく気づいてはおりました。だって、履きなれたいつものズボンが入らない。
『最近、顔の毛穴が消えてきたわぁ』なんて喜んでいたけれど、なんのことはない、顔がパンパンに膨らんでいただけなんですね。
ステイホーム中、コロナを言い訳にしながら食べていた、わたしの志の低さが憎い。
反省もこめて、しばらくは霞食べて生きようと思います(※年末年始は除く)。
ちなみに先日「いつのまにか太ってて喪服が入らなかったー」と、母上から電話がありました。
似たもの親子かよ!
さて、お休みをいただいておりました2週間のF1界の濃さたるや!
ロマン・グロージャンさんが燃え、
ルイス・ハミルトンさんがコロナに感染し、
ジョージ・ラッセルさんがシンデレラに選ばれたと思ったら、
魔法が解けて、セルジオ・ペレスさんが優勝!
なんてこった!
バーレーンGPでの、グロージャンさんのあの事故の瞬間、悲鳴をあげてしまいました。
まっぷたつに折れたマシンと、燃えさかる炎。
炎の中から助け出されたグロージャンさんを見るまでは、恐かった、本当に恐かった。
ヘイローありがとう。セーフティチームとマーシャルさんもありがとう。
しばらくザワザワとした気持ちが続いておりましたが、今はアルマゲドンのテーマソングとともに「I’ll be back」な思い出でございます(なんか混ざった)。
ハミルトンさんのコロナ感染ニュースには、頭を鈍器で殴られたような衝撃を受けましたよ。
F1界の方たちは、レース開催のために人一倍気を付けておられるだろうに、あのハミルトンさんでさえコロナに感染してしまうのか。
強靭なF1ドライバーに比べたら、虫レベルの防御力しか持たないわたしは、ただひたすら手を洗う毎日でございます……。
そのメルセデスの空いた一枠を、誰が代わりに走るのかと思っていたら、ラッセルさんきたわーーーー!
なんというシンデレラストーリー。
そしてあの速いクルマに、ハミルトンさん以外が乗ってしまうなんて、先生! わたしの中のデバガメ根性が押さえられません!
本当に速いの? もしかしてポール取っちゃうの? もしかして優勝しちゃうの?
チャンピオンカーに乗って、一時は優勝に手が届いていたラッセルさん。
サクヒールGP中、わたしの脳内では軽く2回は優勝しているラッセルさん。
チームもコロナ感染しちゃったの? ってな具合のドタバタ劇の末に、残念ながら初優勝はお預けになってしまいましたが、
皆の記憶に『速い』印象を、確実に刻んだラッセルさんでございました。
ペレスさん初優勝は、わたくしも漢泣きでございました……。
接触、最下位からの、まさかの優勝。
しかもチーム放出が決まり、シーズン終了も間近のレースで初優勝してしまうなんて。
表彰台の上に座り込むペレスさんを見ながら、F1ってドラマチックだなあとしみじみ思いました。
このブログが掲載される頃には、ペレスさんのいいニュースが舞い込んでいるといいなぁ。