国内ではスーパー耐久、海外ではF1やWECなどの数戦を残すのみとなった2016年のモータースポーツシーズン。先週末、スーパーGTも激闘のフィナーレを迎え、オフモードに入りつつある方も多いのではないだろうか。しかし、これから年末にかけての時期は、オフシーズンならではのイベントが控えている。その第一弾となるのが今週末、鈴鹿サーキットで開催される『サウンド・オブ・エンジン(SoE)』だ。
今年が第2回目の開催となる同イベントは、国内外の往年の名車たちが大集結する。グループC、レジェンド・オブ・F1、WGP250 90年代など、各カテゴリーに分けられたマシンたちが展示されるだけではなく、実際に鈴鹿サーキットをデモ走行あるいはデモレースを行い、懐かしいエンジン音を響かせる。
さらに、こういったイベントでもなかなか見ることのできない“葉巻型”で知られる1960年台のフォーミュラカーを用いたジェントルマン・レースも開催される。
環境保全の考えから昨今のレーシングカーは、F1を筆頭にエンジンの熱効率を追求するためエキゾーストノートが小さくなる傾向にあるが、そんな現代の考え方とは無縁のモンスターマシンたちが放つサウンドは迫力満点。耳だけでなく身体全体に響くエキゾーストノートを心ゆくまでご堪能あれ。
入場チケットは、前売り券(2日券)が大人3500円、中高生1700円、小学生800円、3歳から未就学児が600円。土曜のみ又は、日曜のみの前売り1日券は大人2500円となり、当日券(1日券)は大人4000円となる。