2021年F1 Eスポーツ・バーチャル・グランプリ・シリーズ第2戦イギリスGPが、2月7日に開催され、ウイリアムズのジョージ・ラッセルが優勝した。
昨年コロナ禍において開幕が延期されたために誕生したこのシリーズは、今年は全3戦で行われる。プロゲーマーが参加する5周のスプリントレースが予選レースとして実施され、この結果でフィーチャーレースのグリッドが決まる。フィーチャーレースには現役F1ドライバーなどがエントリーし、実際のレースディスタンスの50パーセントの距離で競い合う。
レースではポイントが与えられ、それによりチーム選手権ランキングが決定。その結果に応じて、F1が、各チームが選んだチャリティ活動のためのプライズファンドを提供することも決まっている。
第2戦にはメルセデスとアストンマーティンを除く8チームが参戦した。
■2021年F1 Eスポーツ・バーチャル・グランプリ・シリーズ第2戦イギリス エントリーリスト
チーム | フィーチャーレースラインアップ |
---|---|
レッドブル・レーシング | アレクサンダー・アルボン、リアム・ローソン |
マクラーレン | ジミー・ブロードベント、ベン“Tiametmarduk”デイリー |
アルピーヌ | スクイージー、Theamusante |
FDA | ロバート・シュワルツマン、カラム・アイロット |
アルファタウリ | ビタントニオ・リウッツィ、ルカ・サルバドリ |
アルファロメオ | ティボ・クルトゥワ、ジャック“パイフェイス”マクダーモット |
ハース | ピエトロ・フィッティパルディ、エンツォ・フィッティパルディ |
ウイリアムズ | ジョージ・ラッセル、ニコラス・ラティフィ |
スプリントレースでは2度のEスポーツチャンピオン、ブレンドン・リー(フェラーリ)が優勝。これによりフィーチャーレースではアイロットがポールポジションに就き、アルボンが2番グリッド、ラッセルは5番グリッド、ラティフィは12番グリッドからのスタートとなった。
アルボンは2周目に4番手まで落ちた後、順位を上げていき、レース中盤に首位に浮上。ラッセルと順位を入れ替えながら走り、トップでチェッカーを受けたが、3秒のタイムペナルティを科されたために2位に降格され、勝利はラッセルのものとなった。3位はアイロットが獲得、4位5位にフィッティパルディ兄弟が続いた。
シリーズ第3戦は2月14日にブラジル・インテルラゴスのレイアウトを使用して開催される。
■アルボンとラッセルのバトル
All together now… GEEOOOOOORGE! ??@GeorgeRussell63 powers to his fifth Virtual Grand Prix win! Despite some last-lap pressure from @alex_albon ??#VirtualGP ?? #F1 pic.twitter.com/RsI3u5cJtc
— Formula 1 (@F1) February 7, 2021
■アルボンがトップでフィニッシュ
Bringing it home in P2 @alex_albon! ?? A solid drive from both Bulls at Silverstone as @LiamLawson30 grabs P6 ?????? #VirtualGP #F1 pic.twitter.com/dC9fkt2oen
— Red Bull Racing (@redbullracing) February 7, 2021
■フィーチャーレースのリザルト
Points-scorers in Silverstone!
George back on top, the @FittiForce bossing the top five, and fastest lap of the race for @alex_albon ??#VirtualGP ?? #F1 pic.twitter.com/p7NuFNt63C
— Formula 1 (@F1) February 7, 2021
■ポイントランキング
Haas still commanding that points table ??@HaasF1Team are on course for the biggest slice of the 100k charity prize pot with one race to go, thanks to the #FittiForce ??#VirtualGP ?? #F1 pic.twitter.com/q19sAvWZIo
— Formula 1 (@F1) February 7, 2021