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F1 ニュース

投稿日: 2021.03.03 01:28
更新日: 2021.03.03 01:29

ダニール・クビアト、アルピーヌF1のリザーブドライバーに就任「開発を助けるため、経験を発揮したい」

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F1 | ダニール・クビアト、アルピーヌF1のリザーブドライバーに就任「開発を助けるため、経験を発揮したい」

 3月2日(日本時間3日)、アルピーヌF1チームは2021年型マシン『A521』を発表し、同時にリザーブドライバーにダニール・クビアトを起用することを発表した。

 2021年よりルノーからアルピーヌへとリブランドを行った同チームは、エステバン・オコンと、2度のF1チャンピオンであるフェルナンド・アロンソのふたりを起用する。テストドライバーは、引き続き育成ドライバーの周冠宇が務めることも明らかになった。

アルピーヌF1の2021年型マシン『A521』
アルピーヌF1の2021年型マシン『A521』

 リザーブドライバーに就任したクビアトは、次のようにコメントを寄せた。

「アルピーヌF1チームのファミリーに加わることができてとても嬉しい。このチームは過去に何度も素晴らしい結果を残しており、技術的にも進んでいる」

「開発は非常に好調で、僕はこのポジティブな流れに貢献することを目標にしている。A521や将来のマシンの開発を援助するために、コース内外での経験を発揮したい。様々な分野でチームに溶け込んでいくことを楽しみにしているよ」

 クビアトは2014年にトロロッソからF1にデビューし、翌2015年にはレッドブルへ昇格を果たした。しかし2016年のシーズン途中でマックス・フェルスタッペンと入れ替わる形でトロロッソに降格。2017年もトロロッソからの参戦となったが、シーズンを終える前にシートを失った。

 2018年はフェラーリで開発ドライバーを務めるが、2019年より再びトロロッソでステアリングを握り表彰台を獲得する活躍を見せる。だがアルファタウリへとチーム名が変更になった2020年はチームメイトのピエール・ガスリーに大きく後れを取ってしまい、シーズン終了後にはチームが角田裕毅の起用を発表したため、クビアトはまたもシートを喪失した。

 2021年に向けてはレース活動を1年中断し、2022年のF1復帰を目指すと明かしていたクビアトだが、今年はリザーブドライバーとしてオコンやアロンソ、そしてチーム全体をサポートすることになるだろう。

ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)
2020年F1第16戦サクヒールGP ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)


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