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F1 ニュース

投稿日: 2021.03.08 16:53
更新日: 2021.03.08 16:54

ウイリアムズF1との契約最終年を迎えたラッセル、現時点では「いかなる約束もない」と移籍を考えず

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F1 | ウイリアムズF1との契約最終年を迎えたラッセル、現時点では「いかなる約束もない」と移籍を考えず

 ジョージ・ラッセルとウイリアムズの契約は、今年が3年目にして最終年となる。一方、メルセデスのルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスはチームと1年契約しか結んでいない。ラッセルはメルセデスのジュニアドライバーだが、2022年についてメルセデスから何を言われてきたのだろうか? また、彼は2022年シーズンにシートを得ることを期待しているだろうか? メルセデスのチーム代表であるトト・ウォルフは、この状況についてなんと言っているのだろうか?

「トトはいつも僕に声をかけてくれる」とラッセルは語った。

「そして僕にふさわしいと彼らが考える時には、いつもチャンスをくれる。彼らは僕が彼らの将来の一端を担っていると言った。いつになろうと、適切なタイミングだと彼らが考えた時にはそうなるだろう」

「たくさんの人たちが、来年が(僕にとって)自然な道だと考えているが、同様にモータースポーツでは物事が本当に早く変化する。特にF1ではね。だから正直なところ、僕はそのことについては考えてすらいない」

 2020年シーズンの第16戦サクヒールGPの週末にハミルトンが新型コロナウイルス検査で陽性になった後、ラッセルはハミルトンのマシンで代役を務めた。ラッセルは優勝できたところだったかもしれないが、タイヤのパンクに見舞われピットに戻らなければならなかった。

「昨年、僕はグリッドの先頭にいる感触を間違いなく味わった。でも今はここ(ウイリアムズ)のことに集中している。バーレーン(での2021年開幕戦)に焦点を置いているんだ」

「僕がコースでパフォーマンスを発揮して結果を出し、これまでやってきたように継続して前進すれば、将来チャンスに恵まれるだろうと思う。でも僕はそのことについて考えてすらいない。それに、そもそもいかなる約束も結ばれていない」

ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2020年F1第16戦サクヒールGP ジョージ・ラッセル(メルセデス)

 メルセデスが2022年もハミルトンとボッタスを残留させるとしたら、ラッセルは他のチームを探さなければならない。彼には才能があるため、他のチームが契約に興味を示すだろう。

 だがこれまでになく改善されたウイリアムズが、彼にとって最適な選択肢になるかもしれない。

「まず何よりも、僕は今年はウイリアムズのドライバーなんだ。2022年シーズンを前にして、僕がどこに行くかということについての憶測や考えが多く飛び交っている。僕にとって興味深い立場だけれど、今チームはドリルトンからの全体に及ぶ投資に支えられているし、ウイリアムズで起きている変化を僕はすでに目にしている」

「過去3シーズン、ウイリアムズはコンストラクターズ選手権で最下位だった。2022年もそうなると僕は思わない。ここではとても明るい未来が見える。2022年にはすべてのF1チームに大きなチャンスが訪れる。僕たちへ投資を行っている人たちや、CEOのヨースト・カピートのようなすでにここにいる人たち、また、メルセデスとの関係からチームに入ってきた人たちが言っているようにね。チームにとってとてもエキサイティングなことだ」

「今年の中盤にかけてとても興味深い選択が僕の手に委ねられるかもしれない。でも今はそのことについて考えることすらしていない。まだ1年以上先のことだよ」

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