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F1 ニュース

投稿日: 2021.03.11 10:23
更新日: 2021.03.11 12:18

ハースF1、バーレーンで2021年型マシン『VF-21』を初始動。ホワイトの新レーシングスーツも披露

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F1 | ハースF1、バーレーンで2021年型マシン『VF-21』を初始動。ホワイトの新レーシングスーツも披露

 ハースF1チームが、2021年型マシン『VF-21』の初始動を行い、その動画を公開した。さらに、カラーリングが一新されたレーシングスーツを身にまとうミック・シューマッハーとニキータ・マゼピンの姿も披露している。

 3月4日、ハースは世界最大級のカリ肥料の製造および輸出業者であるロシアのウラルカリ社とタイトルパートナー契約を結び、チーム名を『ウラルカリ・ハースF1チーム』に変更することを発表。ロシアの国旗をイメージさせるマシンカラーリングを公開した。

 ニューマシン『VF-21』自体のお披露目は、プレシーズンテスト初日の12日現地朝8時30分(日本時間14時30分)に行われ、バーレーンのガレージ外のピットレーンに、シューマッハーとマゼピンが新車とともに登場する予定だ。テストは現地10時(日本時間16時)にスタートする。

2021年型ハースF1マシン『VF-21』(カラーリング)の左フロント
2021年型ハースF1マシン『VF-21』(カラーリング)の左フロント

 パンデミックによる移動制限の影響で、ハースはマシンのファイアアップをテスト直前にバーレーンで行わなければならなかった。パワーユニット(PU/エンジン)を供給するフェラーリのエンジニアたちが、イタリアからイギリスに位置するハースのファクトリーに移動して作業を行うことが難しかったためだ。

「パンデミックと移動制限という問題があり、あらゆることが通常より困難だった」とチーム代表ギュンター・シュタイナーは述べている。

「(規則により)昨年型とベースは同じで、多くのパーツを継続して使用することになった。そのため、我々は初めて、イタリア(のダラーラ)ではなくイギリスのファクトリーでマシンを組み立てた」

「だが、バーレーンに発つ前にエンジンを始動させることはできなかった。すべてのシステムのチェックは行ったものの、初始動はバーレーンで行うしかなかった」

 10日、ハースは『VF-21』の初始動を行った様子を示す動画を公開した。また、マシンカラーリングに合わせて、変更されたレーシングスーツのデザインも披露した。シューマッハーとマゼピンは、白を基調に赤と青が配され、それぞれのスポンサーロゴが入ったレーシングスーツを着用。シューマッハーのスーツにはドイツの通信サービスプロバイダである『1&1』のロゴが入り、マゼピンのスーツにはモスクワ大学のロゴが飾られている。

2021年F1プレシーズンテストへの準備を行うニキータ・マゼピン(ハースF1チーム)
2021年F1プレシーズンテストへの準備を行うニキータ・マゼピン(ハースF1チーム)


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