アルピーヌF1チームのフェルナンド・アロンソが、バーレーン・インターナショナル・サーキットに到着、3月12日にスタートする2021年F1プレシーズンテストの準備に取りかかった。
アロンソは2月に交通事故で上あごを骨折して手術を受けた後、シーズンスタートに向けてトレーニングを続けてきた。チームは3月2日に2021年型『A521』の発表会を行ったが、アロンソは、コロナ禍の移動制限もあり、スイスでのトレーニングに集中するために欠席。3日にイギリス・シルバーストンで実施されたニューマシンのシェイクダウンはエステバン・オコンが担当した。
アロンソのけがの回復がプレシーズンテストに間に合うのかどうか懸念する声も多かったが、アロンソは11日にすでにバーレーン入りしており、A521に乗り込み、テストに向けて準備、写真撮影も行っている。
アルピーヌはテストのドライバースケジュールを発表、初日12日はオコン、13日はアロンソ、最終日14日は午前オコン、午後アロンソが走行するプランであることが明らかになっている。
2005年と2006年にルノーでF1タイトルを獲得したアロンソは、2018年末でF1活動を休止。39歳の今、2年間の空白を経てアルピーヌからF1に復帰する。