3月12~14日の3日間、バーレーン・インターナショナル・サーキットで開催された2021年F1プレシーズンテストは、最終日にアルファタウリ・ホンダの角田裕毅が総合2番手のタイムをマーク。これまでも評価が高かった角田だが、うわさに違わぬ大物ルーキーの片鱗を見せつけた。今年の注目ポイント、3日間のテストでなんとなく見えてきた勢力図、少し心配なチーム……そんなプレシーズンテストの模様をドライバーやチーム関係者のSNSから紹介する。
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2021を戦う10チーム20人のドライバーの紹介。角田裕毅のキャップのつばに描かれた日の丸がハチマキをしているようにも見える。このF1のテーマ曲を聞くと自然に気持ちが昂ってくる。
トップタイムのレッドブルF1マックス・フェルスタッペンに僅差の総合2番手タイムをマーク。開幕まであと2週間、F1デビューに向けて最高の準備が整った角田。日本のF1ファンは30年以上、ずっとこんなシーズンがやって来るのを待っていた。
欧州挑戦において角田はわずか3シーズンでF3→F2→F1へと華麗なステップアップを果たした。FIA-F3の公式インスタグラムより。卒業したシリーズからも期待されている。
関係者がベタ褒めしていた才能を角田はプレシーズンテストからいきなり証明。日本人としての多少の身びいきを差し引いたとしても、かつてのチャンピオンたちがF1界に足を踏み入れたときと同じ類の輝きを放っているのは間違いない。
先日オートスポーツ誌で角田裕毅と対談した『capeta』の作者、曽田正人先生も開幕戦が待ちきれない様子だ。
ホンダ勢は
徹底的に走り込めた上
パフォーマンスも確認できた。我々ファンもただ
浮かれているのではない。今年は戦える。
そう思っているだけだ。
そうは思えないのに
「たまたま戦えた」なんてことは
歴史上無いので
これは100%良きことなんだ。
さあ開幕です。https://t.co/PC5fdtUSml— 曽田正人め組の大吾4/16救オレ第1巻発売 (@sodamasahito) March 15, 2021