いよいよ2021年シーズン開幕まで残すところ1週間と迫ったF1。3月12〜14日に開催されたプレシーズンテストではホンダパワーユニット搭載の2台が総合ワン・ツータイムを記録し、周囲の期待を大きく高めた。そんななか、インターネットを中心に話題となっている角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)の髪型についてブラジルの記者が切り込めば、メルセデスはフィルミングデーを敢行するなど話題は続く。SNSからその様子を紹介しよう。
テストとは言え全体2番手のタイムをマークした角田に対する注目は瞬く間に高まった。シーズンの予選でないにも関わらずF1公式Twitterアカウントは、最速タイムを記録したマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)と角田の走行比較映像を公開。これを目にした国内外のファンからは「アメイジング」「モンスターだ」など、高まる期待を抑えられない様子だ。
The two hottest laps from #F1Testing ?
Jump onboard with @Max33Verstappen and @yukitsunoda07!#F1 pic.twitter.com/ckyouWgPXD
— Formula 1 (@F1) March 15, 2021
そんな角田が自身の新たなヘアスタイルについて、ブラジルの『ShowDoEsporte』にインタビューされた。年初には新車発表に向けてアシンメトリーの髪型を披露し、スクーデリア・アルファタウリの公式Twitterからも「かっこいいじゃん」と紹介されていた。
おはよう @yukitsunoda07, 髪型かっこいいじゃん!? pic.twitter.com/JndkNbggSy
— Scuderia AlphaTauri (@AlphaTauriF1) January 22, 2021
そして月日は経ち、伸びてしまった髪の毛をバーレーンで散髪したそうだ。
「正直に言うとヨーロッパで散髪する気は、それほどありませんでした。ヨーロッパの方とアジア人の髪質は異なります。アジア人の髪はヨーロッパの方よりも太くて硬いですね、彼らは柔らかい髪質です。もしヨーロッパのヘアスタイリストに髪を切ってもらったらどうなるのか、いつも日本のヘアスタイリストに尋ねていました。”髪質の違いから彼らは苦戦すると思う”と、伺っていたのでヨーロッパでは髪を切りませんでした。ですが伸びすぎてしまったので3日前にバーレーンで切りました」と角田。
そして出来栄えを聞かれた角田は続けて「その、そうですね…100点ではなかったです。髪型は、まあいいのですが、こんな出来になるとは思っていませんでした。(昨年、テストをした)イモラの頃に比べればだいぶ変わりましたね、あの時は本当に長かったので。ひとまず、OKです。風を感じられるでしょうし、バーレーンは熱いのでもっと短くしたかったですが。ひとまず、OKです」と若干複雑な胸中を吐露した。