マクラーレン・テクノロジー・グループは21日、ザック・ブラウンがエグゼクティブディレクターの職に就くことに同意し、来月、正式に就任すると発表した。ロン・デニスに代わりCEOを務める人物に関しては今も検討中だという。
約35年にわたってマクラーレンを率いてきたロン・デニスが、役員会からの要求で15日付けでマクラーレン・テクノロジー・グループの会長およびCEOの座から退いた。これに伴い、マクラーレンは新たなCEO探しに取り組んでいることを明らかにし、ブラウンにオファーを行ったと伝えられていた。
ブラウンは過去にF1でさまざまなスポンサーシップ契約をまとめた実績を持つ人物で、F1の新オーナーとなるリバティ・メディアから商業関係の上級職に就くよう打診されているといわれていた。
「F1での成功を達成するための、グループの商業的業務と戦略的業務を連携する再編プログラムにおいて、ザックの上級職への指名は重要な要素となる」とマクラーレンの声明には記されている。
「グループが強化した新組織体制に移行する最初のステップとして、ジョナサン・ニール(チーフ・オペレーティングオフィサー)とザック・ブラウン(エグゼクティブディレクター)はマクラーレン・テクノロジー・グループの執行委員会に直属し、共にビジネスを率いる」
「新たなグループ・チーフ・エグゼクティブオフィサーの決定と採用のためのプロセスは今後も継続される」
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