アルファタウリ・ホンダF1チームのピエール・ガスリーは、2021年プレシーズンテストは非常に順調だったとして、ポジティブな気持ちで開幕戦に向かおうとしている。
3日間のテストのなかで、アルファタウリはアルファロメオと並び全チーム中最多周回を走り、ドライバー別の周回数ではガスリーが最多だった。ガスリーは、最初からマシンの感触がよく、大きなトラブルなく周回を重ねることができたのはいい兆候だと考えている。
「早くレースがしたくてたまらないよ! つい最近3日間のテストを終えた。テストの会場と同じサーキットでシーズン開幕を迎えるのは初めてのことだね」とガスリーはチームのプレビューリリースにおいてコメントしている。
「フリープラクティスが追加されたような感じだし、サクヒールのサーキットで何が必要なのか、良く分かっている」
「テストの目的は、シーズンを通して新車の最大限の力を引き出していくために、マシンについてよく理解することだった。特に新しいエアロパッケージをよく知ることが重要だった。今年のプレシーズンテストは、僕がこのチームに加入して以来、最高のものになったと思う。他のチームよりも多くのラップを走れたし、本当に有意義なテストだった」
「僕らのチームには技術面、メカニカル面で心配するようなことは起きなかった。励みになるよ。走り始めからマシンの感触はよかったし、今回のテストからポジティブな要素をたくさん見つけることができた。チームの全員が開幕戦への準備をするために懸命に取り組んできたので、今週末、その努力が報われることを願っている」