レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、2021年F1開幕戦バーレーンGPですべてのチームの実力を確認する瞬間を楽しみにしている。プレシーズンテストで好調だったレッドブルを今年のチャンピオン最有力候補とみなす声も多いが、フェルスタッペンはその考え方は現時点では否定しつつ、全力でメルセデスと戦うべく集中している。
フェルスタッペンはバーレーンでのプレシーズンテストで唯一1分28秒台に入る1分28秒960をC4タイヤでマークし、3日間総合でのトップとなった。フェルスタッペンは3日間で200周以上を走りこみ、順調にRB16Bのデータ収集を行った。
「僕としては1日半の走行でも構わなかった。走行距離を稼げたこと、セットアップ変更がうまく機能すると確認できたことが重要だ」とフェルスタッペンはチームの開幕戦プレビューリリースにおいてコメントした。
「暑いコンディションでしか走っていないし、それぞれのサーキットが必要としているものは異なる。だから限界を見定めることはできない。それでもマシンにいい感触を持てたことは事実だ。安定していて快適に乗ることができた。向上すべき点は常にあるものだけど、僕らはいつも改善に取り組んでいるし、今後もエンジニアたちがそのための作業を行っていくだろう」
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